2011年世界選手権エントリー選手＆展望（男子グレコローマン）
国際レスリング連盟は８月27日、今年の世界選手権（９月12～18日、トルコ・イスタンブール）のエントリー選手を明らかにした。（右写真＝試合会場）
五輪の出場枠がかかっていることもあり（各階級とも５位までの６選手の国に出場資格）、例年以上の選手数がエントリーしており、過酷な闘いが予想される。
まず男子グレコローマン各階級の見どころをさぐった。
（注）規定では、大会の１ヶ月前までに最大３選手をエントリーし、試合前日のファイナルエントリーで１選手に絞ることになっています。しかし、期限をすぎたエントリーや、エントリーした３選手以外の選手がファイナルエントリーをしてきても、国際慣習として認められているのが現実です。
したがって、下記に明記した選手以外が出場する場合もあります。
| 55kg級 | 60kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 84kg級 | 96kg級 | 120kg級 |
【55kg級】
昨年の世界選手権で５連覇を達成したハミド・スーリヤン（イラン＝右写真）が優勝候補の筆頭となろうが、昨年11月のアジア大会（中国）で破った長谷川恒平（福一漁業）が今度も勝てるか。
世界選手権２位のチョイ・ギュジン（韓国）、同３位のロマン・アモヤン（ロシア）がエントリーしているが、同３位のナジール・マンキエフ（ロシア）は控えにもエントリーされておらず、同国からは弟で2009年欧州３位のベッカン・マンキエフが正エントリー。
アゼルバイジャンからは2008年北京五輪２位で今年のゴールデンＧＰ決勝大会優勝のロブシャン・バイラモフが出てきそう。
《2010年世界選手権成績》
［1］Soryan Reihanpour, Hamid（イラン）
［2］Choi, Gyu-Jin（韓国）
［3］Amoyan, Roman（アルメニア）
［3］Mankiev, Nazir（ロシア）
［5］Venkov, Venelin（ブルガリア）
［5］Modos, Peter（ハンガリー）
《エントリー選手》＝40ヶ国・地域
長谷川恒平（日本）
SORYAN REIHANPOUR Hamid Mohammad（イラン）＝2005～07・09～10年世界選手権優勝
《控えエントリー》HAJI POUR Mohsen Hossein（イラン）＝2011年アジア選手権３位
CHOI Gyu-Jin（韓国）＝2010年世界選手権２位
AMOYAN Roman（アルメニア）＝2010年世界選手権３位
《控えエントリー》HOVHANNISYAN Harutyun（アルメニア）
BAYRAMOV Rovshan（アゼルバイジャン）＝2008年北京五輪２位、2009年世界選手権３位
《控えエントリー》ALIYEV Elchin（アゼルバイジャン）＝2010年世界選手権９位
MODOS Peter（ハンガリー）＝2010年世界選手権５位
MANKIEV Bekkhan（ロシア）＝2009年欧州選手権３位
《控えエントリー》TATARINOV Ivan（ロシア）
《控えエントリー》BORGOYAKOV Valeriy（ロシア）
KOSTADINOV Aleksandar Stoyanov（ブルガリア）＝2010年欧州選手権５位
《控えエントリー》VENKOV Venelin Petkov（ブルガリア）＝2010年世界選手権５位
MUNTEANU Virgil（ルーマニア）＝2009年世界選手権５位
RAGYMOV Vyugar（ウクライナ）＝2011年欧州選手権２位
《控えエントリー》KOVAL Yuriy（ウクライナ）
《控えエントリー》STOROZHENKO Sergii（ウクライナ）
ZHLCHUBEKOV Kanybek（キルギス）＝2011年アジア大会２位
《控えエントリー》ERALIEV Arsen（キルギス）＝2011年アジア選手権優勝
HAFIZOV Ildar（ウズベキスタン）＝2011年アジア選手権２位
《控えエントリー》SHODMANOV Sherali（ウズベキスタン）
KUDAIBERGENOV Askhat（カザフスタン）＝2011年Ｗ杯個人優勝
LI Shujin（中国）＝2010年アジア大会３位
ERSETIC Dawid Andrzej（ポーランド）＝2010年世界選手権８位
ZEINALOV Anar（エストニア）＝2011年欧州選手権５位
GOGITADZE Lasha（グルジア）＝2010年欧州選手権５位
HAAPAMAEKI Jani Jukka（フィンランド）＝2010年世界選手権７位
《控えエントリー》KAKI Ville Ilmari（フィンランド）
《控えエントリー》OHUKAINEN Niko Jari Petteri（フィンランド）
MANGO Spenser Thomas（米国）＝2008年北京五輪９位
《控えエントリー》TELLGREN Paul Michael（米国）
HERNANDEZ SILVEN Yagniel（キューバ）＝2011年パンアメリカン選手権優勝
TAZHYIEV Elbek（ベラルーシ）＝2011年欧州選手権３位
SERRANO SICHACA Fredy Alejandro（コロンビア）
YUN Won Chol（北朝鮮）
LIZATOVIC Ivan（クロアチア）
ENCARNACION Francisco Antonio（ドミニカ）
HASSAN ABDELAAL MOHAMED Mostafa（エジプト）
MARTINEZ ABELLAN Joaquin（スペイン）
SINGH Joginder（インド）
TSARYUK Vladimir（イスラエル）
MANEA Federico（イタリア）
ARANGURE BOSQUES Ildefonso（メキシコ）
ISLAMOV Donior（モルドバ）
《控えエントリー》CIOBANU Victor（モルドバ）
ROENNINGEN Thomas Andresen（ノルウェー）
ELWAIS Elgin Loren（パラオ）
PARAUGCINO NAVARRO Cristian（ペルー）
ANGANA Margarito Jr（フィリピン）
HUSSEIN Hassan Mohamud（ソマリエ）
ALLANAZAROV Nuriddinjon（タジギスタン）
KARAKUS Ayhan（トルコ）
DONG Van Bien（ベトナム）
【60kg級】
昨年世界王者のハサン・アリエフ（アゼルバイジャン＝右写真）は、今年の欧州選手権で３位とつまずいたが、ゴールデンＧＰ決勝大会優勝と実力を見せた。同３位のアルマト・ケビスパエフ（カザフスタン）は５月のアジア選手権で優勝、同じく同３位の鄭智鉉（ユン・ジヒュン＝韓国）も３月のワールドカップ個人１位と好調。
同５位のレバス・ラシュキ（グルジア）は４月の欧州選手権で優勝した。イランからは昨年のアジア大会優勝のオミド・ノルージがエントリーしてきた。ロシアは2008年北京五輪と2009年世界選手権を制した選手ではなく、2010年欧州選手権３位のザオール・クラマゴメドフ（ロシア）が正エントリー。
昨年世界２位の松本隆太郎（群馬ヤクルト販売）がどこまで食い込めるか。
《2010年世界選手権成績》
［1］Aliyev, Hasan（アゼルバイジャン）
［2］Matsumoto, Ryutaro（日本）
［3］Kebispayev, Almat（カザフスタン）
［3］Jung, Ji-Hyun（韓国）
［5］Lashkhi, Revaz（グルジア）
［5］Angelov, Ivo（ブルガリア）
《エントリー選手》＝44ヶ国・地域
松本隆太郎（日本）
ALIYEV Hasan（アゼルバイジャン）＝2011年世界選手権優勝
《控えエントリー》TAGHIYEV Rovshan（アゼルバイジャン）
JUNG Ji-Hyun（韓国）＝2010年アジア大会２位
KEBISPAYEV Almat（カザフスタン）＝2011年アジア選手権優勝
LASHKHI Revaz（グルジア）＝2011年欧州選手権優勝
ANGELO Ivo Serafimov（ブルガリア）＝2010年世界選手権５位
NOROOZI Omid Haji（イラン）＝2010年アジア大会優勝
《控えエントリー》PAPI Abdolmohammad（イラン）＝2011年アジア選手権３位
ARIPOV Dilshod（ウズベキスタン）＝2011年アジア選手権３位
《控えエントリー》JUMASHEV Sanjarbek（ウズベキスタン）
BALITSKYY Kostyantyn（ウクライナ）＝2010年欧州選手権２位
《控えエントリー》ISRAFILOV Ruslan（ウクライナ）
《控えエントリー》TEMIROV Lenur（ウクライナ）
KURAMAGOMEDOV Zaur（ロシア）＝2010年欧州選手権３位
《控えエントリー》MORDOVIN Maxim（ロシア）
《控えエントリー》KUYLAKOV Ivan（ロシア）
STEFANEK Davor（セルビア）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会２位
DIACONU Eusebiu Iancu（ルーマニア）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会３位
SAGLAM Mustafa（トルコ）＝2011年欧州選手権３位
KOZAK Istvan（ハンガリー）＝2011年欧州選手権５位
TYUMENBAEV Ruslan（キルギス）＝2008年北京五輪３位
《控えエントリー》BEISHALIEV Aziz（キルギス）
WEISS Erik（ドイツ）
JUHARYAN Vahan（アルメニア）
《控えエントリー》MKRTCHYAN Artur（アルメニア）
KALABAYEU Yerbol（ベラルーシ）
RIBEIRO ROMANELLI Diego（ブラジル）
CHAO Yin-Lung（台湾）
GUZMAN IPUZ Hernan Dario（コロンビア）
SOKOL Tonimir（クロアチア）
EKSTROM Carl Anders Poul（デンマーク）
RAMIREZ Jansel Rafael（ドミニカ）
ABDELMONEM Sayed Hamed（エジプト）
BAGHUMYAN AGHAZARYAN Albert（スペイン）
BETTERMAN Joseph Samuel（米国）
《控えエントリー》DAVIS Jeremiah Chaz（米国）
ALA-HUIKKU Jarkko Tapani（フィンランド）
《控えエントリー》KETTUNEN Matti Tapio（フィンランド）
《控えエントリー》NIEMIST Jussi-Pekka（フィンランド）
MATIAS Vladimiros（ギリシャ）
MACRI Vincenzo（イタリア）
LOPEZ SALCERO Manuel Alejandro（メキシコ）
MAMULAT Maxim（モルドバ）
BERGE Stig Andre（ノルウェー）
BELMADANI Tarik（フランス）
BARSEGJAN Edward（ポーランド）
ALMEIDA Manuel（ポルトガル）
LEVAI Istvan（スロバキア）
NUR ALI Ahmed（ソマリエ）
NILSSON Ulf Emil Lukas（スウェーデン）
BEKOV Farrukh（タジギスタン）
NOVAK Michal（チェコ）
TA Ngoc Tan（ベトナム）
HAJRIZI Dritano（スロベニア）
STADELMANN Patrick（スイス）
【66kg級】
昨年優勝のアンバコ・バチャーゼ（ロシア＝右写真）は今年の欧州選手権でも優勝と実力十分。2008年北京五輪３位で昨年２位のアルメン・バルダンヤン（ウクライナ）は、３月のハンガリー・カップでは不調だったが…。
北京五輪60kg級2位で昨年この階級３位のビタリ・ラヒモフ（アゼルバイジャン）は７月のゴールデンＧＰ決勝大会は３位だった。トルコからは同じ昨年３位の選手ではなく、北京五輪代表であり昨年の世界学生選手権３位のセレフ・ツフェンクがエントリーしている。
初出場の岡本佑士（警視庁）はどこまで通じるか。
《2010年世界選手権成績》
［1］Vachadze, Ambako（ロシア）
［2］Vardanyan, Armen（ウクライナ）
［3］Rahimov, Vitaly（アゼルバイジャン）
［3］Arzimanov, Vasif（トルコ）
［5］Guenot, Steeve（フランス）
［5］Loerincz, Tamas（ハンガリー）
《エントリー選手》＝54ヶ国・地域
岡本佑士（日本）
VACHADZE Ambako（ロシア）＝2010年世界選手権優勝
《控えエントリー》DENISOV Yury（ロシア）
《控えエントリー》ARUTYUNYAN Migran（ロシア）
VARDANYAN Armen（ウクライナ）＝2010年世界選手権２位
《控えエントリー》DEMYANKOV Denys（ウクライナ）
《控えエントリー》SULEIMANOV Rustem（ウクライナ）
RAHIMOV Vitaliy（アゼルバイジャン）＝2008年北京五輪60kg級２位、2010年世界選手権３位
《控えエントリー》CUNAYEV Rasul（アゼルバイジャン）
LOERINCZ Tamas（ハンガリー）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会優勝
ABDVALI Saeid Morad（イラン）＝2010年アジア大会優勝
《控えエントリー》MOHAMMADI Ali Esmaeil（イラン）
GUENOT Steeve（フランス）＝2008年北京五輪優勝
TSKHADAIA Manuchar（グルジア）＝2009年世界選手権２位
BAYAKHMETOV Darkhan（カザフスタン）＝2010年アジア大会２位
KIM Hyeon-Woo（韓国）＝2010年アジア選手権優勝
JANECIC Danijel（クロアチア）＝2011年欧州選手権５位
《控えエントリー》ETLINGER Dominik（クロアチア）
ADIKYAN Arman（アルメニア）＝2007年世界選手権５位
《控えエントリー》GHAMBARYAN Sasun（アルメニア）
MULENS HERRERA Pedro Isaac（キューバ）＝2010年パンアメリカン選手権優勝
MAKSIMOVIC Aleksandar（セルビア）＝2011年欧州選手権３位
BEGALIEV Kanatbek（キルギス）＝2008年北京五輪２位
POGUDIN Vladimir（ウズベキスタン）＝2011年アジア選手権５位
LESTER Justin Dashaun（米国）＝2007年世界選手権３位
《控えエントリー》GARRISON Glenn Russell（米国）
PANAIT Ion Iulian（ルーマニア）＝2010年欧州選手権２位
KIM Nam Il（北朝鮮）
STABLER Frank（ドイツ）
SCANLAN Caleb（アメリカンサモア）
《控えエントリー》Tunoa Irving（アメリカンサモア）
NIGSCH Marco Emanuel（オーストリア）
SIAMIONAU Mikhail（ベラルーシ）
PETROV Plamen todorov（ブルガリア）
《控えエントリー》TODOROV Emilyan Malinov（ブルガリア）
ZHENG Pan（中国）
TSAI Yu-Chia（台湾）
DUQUE ARANGO Ivan de Jesus（コロンビア）
MOTA BREA Anyelo Alberto（ドミニカ）
NASSER Ibrahim（エジプト）
HUACON ALVARADO Vicente Orlando（エクアドル）
NAVARRO SANCHEZ Ismael（スペイン）
《控えエントリー》PARRA FERNANDEZ Oscar（スペイン）
VALIMAKI Tero Seppo（フィンランド）
《控えエントリー》KAASINEN Sasu Oskari（フィンランド）
DYKUN Myroslav（英国）
PENTORETS Gievgkeni（ギリシャ）
LOPEZ JR Joseph Dominic（グアム）
MEJIA SAMBULA Jefrin Benito（ホンジュラス）
YADAV Sandeep Tulsi（インド）
CORRIGA Tiziano（イタリア）
KALNAKARKLIS Kristaps（ラトビア）
VENCKAITIS Edgaras（リトアニア）
BARRAGAN CALDERON Ulises Ivan（メキシコ）
LUCHITA Ion（モルドバ）
THOMMESEN Marius Blomstadli（ノルウェー）
WANKE Mateusz（ポーランド）
PASSOS Hugo（ポルトガル）
RIGO Richard（スロバキア）
STREBEL Pascal（スイス）
ALNAKDALI Mustafa Mutee（シリア）
KODIROV Akhmadjon（タジギスタン）
ULIP Ondrej（チェコ）
TUFENK Seref（トルコ）
FARHAN Ali Mohamed（ソマリエ）
VARDANYAN Sharur（スウェーデン）
BJERREHUUS Fredrik Holmquist（デンマーク）
【74kg級】
2009・10年世界選手権優勝のセルクク・セビ（トルコ＝右写真）、昨年２位のアルセン・ジュルファラキャン（アルメニア）ともに、今年の欧州選手権は５位に終わっている。欧州勢では欧州王者のラフィク・フセイノフ（アゼルバイジャン）や同２位のペテル・バシ（ハンガリー）の方が要注意か。
アジアからは昨年世界３位でアジア大会優勝のダニアール・コボノフ（キルギス）が上位を狙う力を持っている。ロシアからは昨年３位のエミル・シャレフェディノフが控えエントリーで、欧州選手権３位のロマン・ブラソフが正エントリー。
２度目の出場の金久保武大（ＡＬＳＯＫ）は最低でも昨年（５位）と同じ成績が期待されるのは言うまでもない。
《2010年世界選手権成績》
［1］Cebi, Selcuk（トルコ）
［2］Julfalakyan, Arsen（アルメニア）
［3］Kobonov, Daniar（キルギス）
［3］Sharafedinov, Emil（ロシア）
［5］Huseynov, Rafik（アゼルバイジャン）
［5］Kanakubo, Takehiro（日本）
《エントリー選手》＝47ヶ国・地域
金久保武大（日本）
CEBI Selcuk（トルコ）＝2009・10年世界選手権優勝
JULFALAKYAN Arsen（アルメニア）＝2010年世界選手権２位
《控えエントリー》BORANYAN Varsham（アルメニア）
KOBONOV Daniyar（キルギス）＝2010年世界選手権３位
HUSEYNOV Rafig（アゼルバイジャン）＝2011年欧州選手権優勝
《控えエントリー》MURSALIYEV Elvin（アゼルバイジャン）
BACSI Peter（ハンガリー）＝2011年欧州選手権２位
VLASOV Roman（ロシア）＝2011年欧州選手権３位
《控えエントリー》SHARAFETDINOV Emil（ロシア）＝2010年世界選手権３位
《控えエントリー》NALGIEV Bilan（ロシア）
KVIRKELIA Manuchar（グルジア）＝2008年北京五輪優勝
ALIZADEH KALEHKESHI Farshad（イラン）＝2010年アジア大会３位
《控えエントリー》GHASEMI Mohsen Jahangir（イラン）＝2011年アジア選手権優勝
KIM Jin-Hyeok（韓国）＝2011年アジア選手権２位
DILMUKHAMEDOV Askhat（カザフスタン）＝2011年アジア選手権３位
SALDADZE Besiki（ウズベキスタン）＝2010年世界ジュニア選手権２位
《控えエントリー》MURODOV Azizbek（ウズベキスタン）
CHANG Yongxiang（中国）＝2008年北京五輪２位
GUENOT Christoph（フランス）＝2008年北京五輪３位
YANAKIEV Yavor dimitrov（ブルガリア）＝2008年北京五輪３位
《控えエントリー》GEORGIEV Iliyan Todorov（ブルガリア）
MADSEN Mark Overgaard（デンマーク）＝2009年世界選手権２位
KIKINIOU Aliaksandr（ベラルーシ）＝2009年世界選手権３位
ZUGAJ Neven（クロアチア）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会３位
《控えエントリー》STARCEVIC Bozo（クロアチア）
SHATSKYKH Vladimir（ウクライナ）＝2009年欧州選手権２位
《控えエントリー》PYSHKOV Dmytro（ウクライナ）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会優勝
FISHER Wilson-Jacob Christian（米国）＝2010年パンアメリカン選手権２位
《控えエントリー》PROVISOR Benjamin Errol（米国）
SCHNEIDER Konstantin（ドイツ）＝2009年世界選手権５位
VALIMAKI Henri Esko（フィンランド）＝2009年世界７位
《控えエントリー》MOISIO Valtteri mikael（フィンランド）
SHAHSAVAN Hassan（豪州）
MARCHL Florian（オーストリア）
ESCOBAR Jose Uber（コロンビア）
GRAHAM Keitani Christopher（ミクロネシア）
TOLBA Islam（エジプト）
MANOUILIDIS Petros（ギリシャ）
CHHIKARA Rajbir（インド）
SCARAMUZZI Saverio（イタリア）
VISNAKOVS Aleksandrs（ラトビア）
KAZAKEVIC Alexsandr（リトアニア）
《控えエントリー》VENCKAITIS Valdemaras（リトアニア）
ESCOBAR Juan Angel（メキシコ）
TJORSTAD Rasmus Nes（ノルウェー）
BARRERA OCHOA Sixto Cesar（ペルー）
KWIT Julian Dariusz（ポーランド）
PUSCASU Ionel（ルーマニア）
BULATOVIC Goran（セルビア）
KALOKOH Abdul Karim（シエラレオネ）
JAKUS Vojtech（スロバキア）
KUHAR Jure（スロベニア）
ROSENGREN Robert Patrik（スウェーデン）
BOSSERT Jonas（スイス）
ALNAKDALI Musaab Mutia（シリア）
KALANDAROV Aziz（タジギスタン）
SOBECKY Tomas（チェコ）
AYT OKRAME Zied（チュニジア）
【84kg級】
昨年世界王者のフリスト・マリノフ（ブルガリア＝右写真）は今年の欧州選手権では３位。同２位のエンリケ・ショレイ（キューバ）は今年のパンアメリカン選手権優勝と明暗を分けた。
昨年３位のネナド・ズガジ（クロアチア）は、今年の欧州選手権16位、ゴールデンＧＰ決勝大会５位。力を落としているか。同じく３位で2004年アテネ五輪王者のアレクセイ・ミシン（ロシア）は控えエントリーに回り、ロシアの正エントリーは欧州選手権２位のアラン・クガエフ。いよいよ世代交代か。
2008年北京五輪王者のアンドレア・ミングッチ（イタリア）、2009年世界王者のナジム・アブルカ（トルコ）らもエントリーするハイレベルの中で、初出場の岡太一（自衛隊）の健闘が期待される。
《2010年世界選手権成績》
［1］Marinov, Hristo（ブルガリア）
［2］Shorey Hernandez, Pablo Enrique（キューバ）
［3］Mishin, Alexej（ロシア）
［3］Zugaj, Nenad Croatia
［5］Avluca, Nazmi（トルコ）
［5］Janikowski, Damian（ポーランド）
《エントリー選手》＝46ヶ国・地域
岡太一（日本）
MARINOV Hristo Diyanov（ブルガリア）＝2010年世界選手権優勝
《控えエントリー》BAYRYAKOV Nikolay Nikolaev（ブルガリア）
《控えエントリー》KANEV Stanislav Kanchev（ブルガリア）
SHOREY HERNANDEZ Pablo Enrique（キューバ）＝2010年世界選手権２位
ZUGAJ Nenad（クロアチア）＝2010年世界選手権３位
RACHYBA Vasyl（ウクライナ）＝2011年欧州選手権優勝
《控えエントリー》SHYSHMAN Oleksandr（ウクライナ）
《控えエントリー》BELENIUK Zhan（ウクライナ）
KHUGAEV Alan Anatolevitch（ロシア）＝2011年欧州選手権２位
《控えエントリー》MISHIN Aleksey（ロシア）＝2010年世界選手権３位
《控えエントリー》BOGOMOLOV Evgeny（ロシア）
JANIKOWSKI Damian（ポーランド）＝2010年世界選手権５位
AVLUCA Nazmi（トルコ）＝2010年世界選手権５位
AKHLAGHI Habibollah Jomeh（イラン）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会優勝
《控えエントリー》NEMATPOUR Taleb Nariman（イラン）＝2010年アジア大会優勝
TAHMASEBI Saman Ahman（アゼルバイジャン）＝2011年ゴールデンＧＰ決勝大会２位、元イラン
《控えエントリー》ALIYEV Fuad（アゼルバイジャン）
SHAHINYAN Artur（アルメニア）＝2011年欧州選手権３位
《控えエントリー》SAHAKYAN Tigran（アルメニア）
NOUMONVI Melonin（フランス）＝2009年世界選手権２位
GEGESHIDZE Vladimer（グルジア）＝2010年世界選手権８位
MINGUZZI Andrea（イタリア）＝2008年北京五輪優勝
FODOR Zoltan（ハンガリー）＝2008年北京五輪２位
LEE Se-Yeol（韓国）＝2010年アジア大会２位
SULTONOV Rustam（ウズベキスタン）＝2011年アジア選手権３位
《控えエントリー》KAMILOV Ruslan（ウズベキスタン）
KENYAEV Yanarbek（キルギス）＝2010年アジア大会３位
DUAN Ning（中国）＝2011年アジア選手権３位
ARIAS PAREDES Jose Antonio（ドミニカ）＝2009年世界選手権７位
FISCHER Jan（ドイツ）
HRUSTANOVIC Amer（オーストリア）
SELIMAU Alim（ベラルーシ）
MARTINS GOMES Marcelo Santos（ブラジル）
LIN Ming-Hsuan（台湾）
MOSQUERA MOSQUERA Cristian Ferney（コロンビア）
MOSTAFA Mahmoud Hamed（エジプト）
GARCIA PEREZ Pedro Jacinto（スペイン）
APS Eerik（エストニア）
HAIGHT Cheney Isaac（米国）
《控えエントリー》HOLM Jordan Robert（米国）
HIETANIEMI Rami Antero（フィンランド）
《控えエントリー》HAKALA Antti Veli（フィンランド）
《控えエントリー》RINTAMAKI Pekka Johannes（フィンランド）
KUMAR Manoj（インド）
KABDOLOV Zhanarbek（カザフスタン）
ADOMAITIS Laimutis（リトアニア）
《控えエントリー》LUKASEVIC Vladislav（リトアニア）
KNEZEVIC Nikola（モンテネグロ）
TAMAS Attila Gheza（ルーマニア）
AFELE Faamanu（サモア）
BALO Petar（セルビア）
MIHALIK Marian（スロバキア）
SUPPIGER Thomas（スイス）
TOUNOUSIDIS Theodoros（ギリシャ）
LJUNGBACK Benni Christoffer（スウェーデン）
OUDEH Nezar Salah Eddin（シリア）
ALAEV Manuchekhr（タジギスタン）
OMAROV Artur（チェコ）
ACHOURI Haikel（チュニジア）
【96kg級】
2009年世界３位、2010年世界王者のアミール・アリアクバリ（イラン）はドーピング違反との情報。同国からは2007年世界３位のガセム・レザエイが正エントリー。昨年２位のティモフェイ・ゼイニチェンコ（ベラルーシ）は今年の欧州選手権でも優勝しており、一気に優勝候補に躍り出た。
ロシアからは2008年北京五輪王者で昨年３位のアスランベク・クシュトフが控えエントリーになっており、欧州選手権10位のルスタム・トトロフが正エントリー。
初出場の有薗拓真（山梨学院大）がどこまで上位に食い込めるか。
《2010年世界選手権成績》
［1］Aliakbari, Amir（イラン）
［2］Dzeynichenko, Timofej（ベラルーシ）
［3］Khushtov, Aslanbek（ロシア）
［3］Lidberg, Jimmy（スウェーデン）
［5］Ruiz, Justin（米国）
［5］Saldadze, David（ウズベキスタン）
《エントリー選手》＝43ヶ国・地域
有薗拓真（日本）
DZEINICHENKA Tsimafei（ベラルーシ）＝2010年世界選手権２位
LIDBERG Jimmy Alexander（スウェーデン）＝2010年世界選手権３位
TOTROV Rustam（ロシア）
《控えエントリー》MELNIKOV Nikita（ロシア）
《控えエントリー》KHUSHTOV Aslanbek（ロシア）＝2010年世界選手権３位
RUIZ Justin Daniel（米国）＝2010年世界選手権５位
《控えエントリー》LORENZ John（米国）
REZAEI Ghasem Gholamreza（イラン）＝2007年世界選手権３位
《控えエントリー》ASKARIZADEH Mahdi Khodamorad（イラン）
ESTRADA FALCON Yunior（キューバ）＝2010年世界選手権７位
KISS Balazs（ハンガリー）＝2009年世界選手権優勝
ENGLICH Mirko（ドイツ）＝2008年北京五輪２位
ALEKSANYAN Artur（アルメニア）＝2011年欧州選手権２位
《控えエントリー》TONOYAN Sargis（アルメニア）
GADABADZE Shalva（アゼルバイジャン）＝2011年欧州選手権３位
《控えエントリー》HASANOV Araz（アゼルバイジャン）
GURI Elis（ブルガリア）＝2011年欧州選手権３位
《控えエントリー》DINCHEV Kaloyan Ivanov（ブルガリア）
TIMCHENKO Dimitriy（ウクライナ）＝2010年ゴールデンＧＰ決勝大会３位
《控えエントリー》RUTENKO Sergii（ウクライナ）
MAMBETOV Asset（カザフスタン）＝2010年アジア大会２位
AN Chang-Gun（韓国）＝2010年アジア大会３位
ACHKASOV Evgeniy（ウズベキスタン）＝2011年アジア選手権優勝
ZHAI Ningchao（中国）＝2010年アジア選手権２位
ILDEM Cenk（トルコ）＝2010年欧州選手権３位
ABDELFATAH Mohammed Ibrahim（エジプト）＝2010年ゴールデンＧＰ決勝大会２位
BELLA-LUFU Kakoma Hugues（南アフリカ）
MOSQUERA MOSQUERA Jarlys Ariel（コロンビア）
HOGAC Sinisa（クロアチア）
ARUSAAR Ardo（エストニア）
KAJAIA Irakli（グルジア）
KOUTSIOUMPAS Georgios（ギリシャ）
LAMBERT MARTINEZ Randy Rucsell（ホンジュラス）
KUMAR Ashok（インド）
AVANESYAN Robert（イスラエル）
TIMONCINI Daigoro（イタリア）
ABUTABEEKH Yahia Mohammad hussein（ヨルダン）
ERKIMBAEV Azamat（キルギス）
LUKOSAITIS Aldas（リトアニア）
CAZAC Marin（モルドバ）
《控えエントリー》MOCANU Andrian（モルドバ）
RADOSAVLJEVIC Vladimir（モンテネグロ）
HAMLET NIELSEN Marius（ノルウェー）
FEDOROWICZ Damian Sergiusz（ポーランド）
ALEXUC-CIURARIU Alin（ルーマニア）
FRANJKOVIC Dejan（セルビア）
BARRIE Mohamed（シエラレオネ）
KOSZEGHY Filip（スロバキア）
ABDULOEV Khabibullo（タジギスタン）
VALA David（チェコ）
AYARI Hassine（チュニジア）
【120kg級】
亡命～米国で総合格闘技入りもうわさされたミハイン・ロペス（キューバ＝右写真）がエントリー。2008年北京五輪を含めて５年連続６度目の世界一を目指す。ロペスのライバルで北京五輪２位、休養明けの昨年は７位だったハサン・バロエフ（ロシア）は今年の欧州選手権を制し、力を取り戻した様子。
昨年２位のユーリ・パトリケーフ（アルメニア）は欧州選手権３位。同３位のリザ・カヤルプ（トルコ）は欧州選手権２位、ゴールデンＧＰ決勝大会で優勝。
４度目の世界選手権となる新庄寛和（自衛隊）がどこまで上位に食い込めるか。
《2010年世界選手権成績》
［1］Lopez Nunez, Mijain（キューバ）
［2］Patrikeev, Youri（アルメニア）
［3］Kayaalp, Riza（トルコ）
［3］Tinaliev, Nurmakhan（カザフスタン）
［5］Byers, Dremiel D. （米国）
［5］Svec, Marek（チェコ）
《エントリー選手》＝
新庄寛和（日本）
LOPEZ NUNEZ Mijain（キューバ）＝2007・09・10年世界選手権・08年北京五輪優勝
PATRIKEEV Yuri（アルメニア）＝2010年世界選手権２位
《控えエントリー》 YEGHIAZARYAN Vachik（アルメニア）
KAYAALP Riza（トルコ）＝2010年世界選手権３位
TINALIYEV Nurmakhan（カザフスタン）＝2010年世界選手権３位
BAROEV Khasan（ロシア）＝2008年北京五輪２位
《控えエントリー》 DORONIN Artem（ロシア）
《控えエントリー》 ANUCHIN Aleksandr（ロシア）
BYERS Dremiel Deshon（米国）＝2010年世界選手権５位
《控えエントリー》 TAYLOR Timothy Ryan（米国）
SVEC Marek（チェコ）＝2010年世界選手権５位
SCHMIDT Nico（ドイツ）＝2009年世界選手権５位
《控えエントリー》 Burkhard Otto（ドイツ）
DEAK-BARDOS Mihaly（ハンガリー）＝2010年欧州選手権３位
BABAJANZADEH DARZI Bashir Asgari（イラン）＝2011年アジア選手権優勝
《控えエントリー》 NAZARI Esmaeil Majid（イラン）
LIU Deli（中国）＝2010年アジア大会２位
SALMAN Ali Nadhim Salman（イラク）＝2010年アジア大会３位
TUYCHIEV Murodjon（タジギスタン）＝2010年アジア大会３位
SALDADZE David（ウズベキスタン）＝2010年アジア大会96kg級３位
《控えエントリー》 KHAJIEV Sukhbat（ウズベキスタン）
RAMONOV Murat（キルギス）＝2011年アジア選手権３位
MIZGAITIS Mindaugas（リトアニア）＝2008年北京五輪３位
《控えエントリー》 GRYGELIS Marijus（リトアニア）
SZCZEPANIAK Yannick（フランス）＝2008年北京五輪５位
DIDYK Igor（ウクライナ）＝2010年世界ジュニア選手権優勝
《控えエントリー》 CHERNETSKYY Oleksandr（ウクライナ）
GOGISVANIDZE Shota（グルジア）＝2011年世界ジュニア選手権優勝
POPOV Ivan（豪州）
PROKHOROV Maksim（アゼルバイジャン）
《控えエントリー》 MEHRALIYEV Zaur（アゼルバイジャン）
CHUGOSHVILI Ioseb（ベラルーシ）
IVANOV Ivan Stoyanov（ブルガリア）
KIM Hyun-Gyu（韓国）
DOK Anton（クロアチア）
《控えエントリー》 KOSCEVIC Marko（クロアチア）
GARCIA GARCIA Ramon Antonio（ドミニカ）
ABDELRAHMAN Yehia（エジプト）
NABI Heiki（エストニア）
LALLI Taisto Henrik（フィンランド）
KOUTSIOUMPAS Xenofon（ギリシャ）
PAL Rishi（インド）
GURALSKI Vladimir（イスラエル）
FICARA Rocco Daniele（イタリア）
AL MARAFI Mohamed Salah Abdelraman（ヨルダン）
MOLDOVAN Anatolie（モルドバ）
BANAK Lukasz（ポーランド）
SCUTARIU Constantin-Ionut（ルーマニア）
SPASIC Milos（セルビア）
EUREN Johan Magnus（スウェーデン）
CHEBBI Radhouane（チュニジア）
