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2011.09.14

【世界選手権第2日】期待の軽量級で五輪出場権を取れず

《期待の軽量級で五輪出場権を取れず》

 佐藤満・強化委員長(専大教)「(北京五輪後の)2年間、しっかりと強化し、去年の世界選手権とアジア大会ではグラウンドをしっかり守れていた。大丈夫だと思って(手の内を盗まれないように)国際大会に出ずに臨んだが、計画が裏目に出た。頭で分かっていても、感覚で身についていなかった。去年は外国選手の攻撃に対処できていたが、実戦から離れたことで対処できなかった。去年できた、ということで、コーチ一同過ちをおかした。反省している。

 来年は1月にも外国に2、3週間くらい行かせ、合宿と大会出場を経験させてからアジア予選(3月下旬)に臨ませる。けがの心配はあるが、国際経験をさせないと勝つことはできない。

 長谷川は微妙な判定もあり、そこを勝てば優勝できる力はある。そこを乗り越えられなかったのは、慎重になりすぎたからだと思う。実戦感覚が落ちていたからだと思う。これがオリンピックでなくて、よかった」


 伊藤広道・男子グレコローマン監督(自衛隊)「目標にしていた階級で出場権を取れず、厳しい現実となった。研究されるのを恐れて海外に出さなかったことで、外国選手のスピードなどについていけなかった。映像は見ていても、体感していないので、(研究を)活かすことはできなかった。国際感覚が鈍っていたのは間違いない。アジア予選の前に、国際経験をさせないとならない」


 日本協会・福田富昭会長「今回、男子はまじめにすごい量をしてきた。だけど、試合でその成果を出せるようにしないといけない。(この2日間、選手たちの)動きが非常に悪く、技の切れがなかった。パッ、パッ、と入るスピードがなく、ダラダラと入る感じだった。(1960年の)ローマ五輪の時は、十分すぎるほど練習していたが、やりすぎて成果が出なかった。その時の状況に似ている。練習量は十分なのだから、それを試合で発揮できることを考えていかなければならない」







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