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2011.09.22

男子フリースタイルは半数が旧ソ連…五輪出場権獲得国

旧ソ連選手権だった(?)男子フリースタイル84kg級。左からウクライナ、アゼルバイジャン、ロシア、グルジア

 来年のロンドン五輪の第1次予選となった2011年の世界選手権が終わり、男子は各スタイル42選手、女子は24選手が五輪出場権を獲得した。

 地域別に分けてみると、男子は旧ソ連が強く、グレコローマンでは3分の1にあたる15選手、フリースタイルでは半数を越える22選手が出場権を獲得。ブルガリアやハンガリーなどを加えた東欧圏が、両スタイルで半数近い39選手が権利を獲得した。

 アジアの男子は、グレコローマンで10選手(23.8%)、フリースタイルで11選手(26.2%)と、まず妥当な数字と思われるが、フリースタイルで韓国、北朝鮮、ウズベキスタンといった強豪国が1階級も取れなかった。

 北中南米では、米国がフリースタイルで5選手が獲得と強さを見せた一方、両スタイルで強いキューバはグレコローマン2選手、フリースタイル1選手と物足りない数字。アフリカは両スタイルとも1選手ずつ獲得。オセアニアは両スタイルとも0だった。

 女子は日本、中国のいるアジアが9選手(37.5%)で獲得。旧ソ連も7選手(29.2%)で獲得と、男子ほどではないものの健闘した。

 各スタイルの大陸別の五輪出場権獲得数は下記の通り。(出場権は選手個人に与えられますが、交代できるので、実質的に国に与えられます)


 

■男子グレコローマン

国  名 数(%) 備  考
アジア 10(23.8%) うち旧ソ連 15(35.7%)
欧州(旧東欧) 19(45.2%)
欧州(旧西欧) 8(19.0%)  
北中南米 4(9.5%)  
アフリカ 1(2.4%)  

 

■男子フリースタイル

国  名 数(%) 備  考
アジア 11(26.2%) うち旧ソ連 22(52.4%)
欧州(旧東欧) 20(47.6%)
欧州(旧西欧) 2(4.8%)  
北中南米 8(19.0%)  
アフリカ 1(2.4%)  

 

■女子

国  名 数(%) 備  考
アジア 9(37.5%) うち旧ソ連 7(29.2%)
欧州(旧東欧) 7(29.2%)
欧州(旧西欧) 1(4.2%)  
北中南米 6(25.0%)  
アフリカ 1(4.2%)  

 







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