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2011.10.26

【関西少年少女選手権・特集】女子5~6年・河内沙樹(高槻市連盟)

(文・撮影=樋口郁夫)

準地元での優勝を飾った河内沙樹

 目指すは第2の伊調姉妹-。押立杯関西少年少女選手権の女子重量級は、準地元の大阪・高槻市連盟の河内沙樹が3試合に勝って優勝した。今年の全国中学生選手権の46kg級で2年生ながら優勝した姉・美樹選手(大阪・堺リベラル中)の妹。7月の全国大会は決勝で負けて2位に終わっていただけに、「いつも練習していたことができました。うれしいです」と話し、満目の笑みを浮かべた。

 全国大会では、「なかなか前に出ることができなかった」という反省があった。今回も「まだ前に出られなかったところがあった」と100パーセントの出来ではなかったそうだが、「全国大会よりはよかったかな」と、わずかな前進が優勝を引き寄せた。

 最も苦戦したのは準決勝の濱本心音(大阪・エンジョイ)戦。練習したこともある相手で、お互いに手の内を知っていたので、「やりにくかった」のが苦戦の要因。そこを乗り越えて自信をつけ、未知の相手との決勝は「絶対に勝つぞ」という気持ちで臨み、快勝した。

 これまで小さな大会で優勝はあるものの、全国大会での優勝はなかった。最後の夏も2位に終わって残念だったが、準地元でのブロック大会で優勝し、気持ちを上に向けて中学へ進めそうだ。

準決勝は苦しんだが、決勝は快勝した河内

 中学は姉を追って堺リベラル中へ進みたい希望を持っている。ここは堺女子高の姉妹校で、高校と中学が合同で練習し、ともに全国チャンピオンを輩出するなど目覚しい活躍を見せているチームだ。

 河内姉妹は高槻市連盟でレスリングを始め、練習してきた。沙樹は現在も高槻市連盟で練習しているが、両親の仕事の関係で家は堺市に引っ越している。絶好の場所に強豪中学があるわけで、進学することになったら、環境といい、姉妹で練習できる相乗効果といい、飛躍につながる要素は十分だ。

 姉も小学校時代に全国チャンピオンはなかったが、リベラル中学で練習することで力をつけ全国一に輝いた。高槻市連盟で培った基本をベースに、沙樹も姉の後を追いたいところ。早ければ来年6月には姉妹での全国チャンピオンが実現するか。河内姉妹の今後が楽しみだ。

 







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