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早大の創部80周年記念パーティーが盛大に開催される

(文・撮影=増渕由気子)

 早大レスリング部80周年の記念パーティーが11月26日、都内のホテルで盛大に行われた(右写真)。早大関係者は、稲門体育会の河野洋平会長を筆頭に、五輪2連覇を達成した小幡洋次郎氏(旧姓上武)などのOBが出席。レスリング界からは日本協会の福田富昭会長をはじめとし、他大学や高校の監督が多数出席した。

 早大は、日本レスリングの原点となったチーム。早大柔道部だった八田一朗氏が1931年に、米国遠征から帰国したあとにレスリング部を立ち上げた。日本協会の前身となる大日本アマチュアレスリング協会の発足にも尽力し、学生リーグ戦なども早大が原点となっている。

 80周年を迎えた早大は、一時低迷した時期を乗り越えて再び強豪チームとして君臨。昨年は62年ぶりに東日本学生リーグ戦を制覇し、今年は2連覇で80周年に花を添えた。河野洋平会長は「八田さんは、早大レスリングを作っただけではなく、日本のレスリングの種もまいた方。(80周年を迎えた今年は)東日本学生リーグ戦2連覇という“おみやげ”つきで、(天国の八田さんも)喜んでいることでしょう」と話した。

 河野会長は早大陸上部出身。「私の陸上部も、箱根駅伝でシード権を逃すなど苦しい時期があった。でも、(大学三冠を達成した)今年の正月はうまい酒が飲めた」と、栄光から挫折まで味わい再び大学最強の肩書きを手に入れた両部の共通点を挙げ、「今後は、稲門体育会でレスリング部の重要度が増している」と、早大としてもレスリング部に大きな期待を寄せているようだ。

 福田富昭会長も、八田一朗氏を「日本のレスリングを世界の地位まで引っ張っていってくれた人」と評し、「早大より1年あとに日本協会が80周年を迎え、来年はロンドン五輪が行われます」と、節目の年であることを強調した。

 同会長は、「日本の大学スポーツは早慶が中心だった。レスリングも早大が復活してきてうれしく思う。今年は63年ぶりに東日本学生リーグ戦を連覇しました。次は、先輩たちに続いて世界で活躍できる選手を輩出してほしい」と、学生界の枠を超えて、世界の舞台での飛躍を期待した。

稲門会の河野洋平会長のあいさつ

日本協会の福田富昭会長のあいさつ

 

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