(12月21日実施)
全日本選抜選手権に優勝し、世界選手権代表は逃したものの、7月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)と世界ジュニア選手権(ルーマニア)で連続優勝した土性沙羅(愛知・至学館高)が世界でも通じる実力を見せられるか。世界選手権の出場を阻まれた井上佳子は階級を上げたので、優勝候補の最右翼と考えられる。優勝すれば、高校2年生での優勝は2002年の坂本真喜子(48kg級)以来となる。
昨年のアジア選手権優勝の飯島千晶(日大)、全日本学生選手権72kg級優勝の増尾優華(至学館大)の大学選手達が意地を見せられるか。
◎エントリー選手(順不同)
土性沙羅(愛知・至学館高)
1994年10月17日生まれ、17歳、三重県出身、159㎝、2011年全日本選抜選手権優勝
増尾優華(至学館大)
1988年8月11日生まれ、23歳、大分県出身、日本文理附属高卒、161㎝、2011年全日本選抜選手権3位
飯島千晶(日大)
1990年11月26日生まれ、21歳、神奈川県出身、安部学院高卒、168㎝、2011年全日本選抜選手権3位
橋本千紘(日大)
1992年7月1日生まれ、19歳、福井県出身、安部学院高卒、157㎝、2010年全日本選手権3位
市川ゆりか(愛知・至学館高)
1994年12月16日生まれ、17歳、愛知県出身、157㎝、2011年全日本学生選手権2位
宇野杏奈(日体大)
1989年10月14日生まれ、22歳、三重県出身、四日市四郷高卒、165㎝、2011年全日本選抜選手権5位
吉井瑞江(至学館大)
1992年11月24日生まれ、19歳、群馬県出身、富岡実業高卒、169㎝、2011年全日本選抜選手権5位
◎最近の女子67kg級の成績(所属はすべて大会当時)
《2011年》
【4月:全日本選抜選手権】
▼決勝
土性沙羅(愛知・至学館高)○[2-1(0-1,3-0=2:03,3-0=2:05)]●井上佳子(クリナップ)
※土性は初優勝
▼準決勝
井上佳子(クリナップ)○[2-0(1-0,1-0)]●飯島千晶(日大)
土性沙羅(愛知・至学館高)○[2-0(2-0,4-0)]●増尾優華(至学館大)
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《2010年》
【12月:全日本選手権】
▼決勝
井上佳子(至学館大)○[2-0(1-0,1-0)]●土性沙羅(愛知・至学館高)
※井上は2年ぶり3度目の優勝
▼準決勝
井上佳子(至学館大)○[2-0(TF6-0=0;45,TF7-0=0:53)]●橋本千紘(東京・安部学院高)
土性沙羅(愛知・至学館高)○[2-1(3-0,0-3=2:03,3-0)]●飯島千晶(日大)
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【5月:全日本選抜選手権】
▼決勝
新海真美(アイシン・エィ・ダブリュ)○[2-0(4-0,1-0)]●飯島千晶(日大)
▼準決勝
新海真美(アイシン・エィ・ダブリュ)○[2-0(5-0,5-0)]●橋本千紘(東京・安部学院高)
飯島千晶(日大)○[2-0(TF6-0=1:27,TF7-0=0:33)]●町田千明(太田章クラブ)
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《2009年》
【12月:全日本選手権】
▼決勝
新海真美(アイシン・エィ・ダブリュ)○[2-0(2-0,5-0)]●飯島千晶(日大)
▼準決勝
新海真美(アイシン・エィ・ダブリュ)○[フォール、2P1:14(5-0,F4-0)]●吉元清香(環太平洋大)
飯島千晶(日大)○[2-1(0-1,1-0,3-2)]●橋本千紘(東京・安部学院高)
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【4月:全日本女子選手権】
▼決勝
井上佳子(中京女大)○[2-0(1-0,2-0)]●飯島千晶(日大)
▼1回戦
井上佳子(中京女大)○[2-0(TF6-0=0:48,TF6-0=0:58)]●町田千明(慶大)
飯島千晶(日大)○[フォール、2P0:36(TF7-0=1:11,3-0)]●梶本千晶(関大)
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《2008年》
【12月:全日本選手権】
▼決勝
井上佳子(中京女大)○[2-0(2-0,3-1)]●飯島千晶(東京・安部学院高)
▼準決勝
井上佳子(中京女大)○[2-0(7-0=0:42,6-0=0:56)]●橋本千紘(東京・安部学院高)
飯島千晶(東京・安部学院高)○[フォール、1P1:38(7-1)]新井明恵(群馬・富岡実高)