日本レスリング協会公式サイト
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2012.12.24

五輪メダリストが、白血病と闘う長島和幸さんへの募金を呼び掛け

(文=増渕由気子、撮影=矢吹建夫)

 2010年アジア大会(中国)の男子フリースタイル74kg級で銀メダルを取り、現在、急性骨髄白血病と闘っている長島和幸さん(福岡大教)に対し、ロンドン五輪金メダリストのある吉田沙保里、伊調馨(ともにALSOK)、小原日登美、米満達弘(ともに自衛隊)と銅メダリストの湯元進一(自衛隊)、松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が、全日本選手権決勝前にマット上に登壇。2008年北京五輪銅メダリストの湯元健一(ALSOK)も加わったメダリスト7人が、ロンドン五輪へ向けて男子ナショナルチームのキャプテンを務め、チームを引っ張っていた長島さんへの支援募金を呼び掛けた。

田中忠道部長と湯元健一選手

 ステージ上では、発起人の福岡大・田中忠道部長が経緯を説明し、支援を訴えったあと、湯元健一選手が長島選手への思いを話し、協力を呼びかけた。

 その後、米満選手は「長島選手とは一緒にロンドンを目指して闘ってきた選手。全日本合宿や国際大会も一緒の機会が多くて、同じ部屋のこともあった。ものすごくいい人柄に助けられたし、心の支えだった。重い病気である白血病にかかってしまったが、次は僕が長島さんを助ける番だと思って、いろいろ協力したい」と話せば、長島さんと同じく双子レスラーとして活躍中の湯元健一・進一両選手が「同じ双子として大切な仲間。皆様のご協力をお願いします」と訴えた。

 長島選手と同郷の松本選手は「同じ群馬県出身で、同じ館林高出身。(僕は)長島先輩が教育実習に来た時の生徒でした。僕は小学校からレスリングをやっていて、長島先輩はスーパースター。憧れていた。白血病に負けるような弱い人ではないので、白血病に打ち勝ってくれると思う。あとは、僕たちができることをしたいと思う」と自身の思いを話した。

 その後、支援を呼びかけるチラシをメダリストらが1枚1枚直に来場者に配り、支援を直接呼びかけた。

日本協会では今後も、五輪メダリストを中心に同支援活動を定期的に行う予定。募金の振込口座は下記の通り。なお、10月に早大レスリング部OB会の「稲門レスリング倶楽部」も募金を呼び掛けている。

《関連記事》
■10月31日: 白血病と闘った長島和幸さんが再闘病へ、闘病支援カンパのお願い

■12月21日: 23日に五輪金メダリストらが白血病と闘う長島和幸さんの支援を呼び掛け


来場者へ呼び掛けたあと、報道陣に支援活動の協力を呼びかけたメダリスト

 【長島和幸さん 再闘病支援金振込口座】
ゆうちょ銀行(普)記号:17410 口座番号: 67316891
口座名:ナガシマカズユキシエンキンジムキョク

 《他の金融機関からの振込み》
ゆうちょ銀行(普)店番号:748 口座番号:6731689
口座名:ナガシマカズユキシエンキンジムキョク

 【早大レスリング部OB会の「稲門レスリング倶楽部」の支援金振込口座】
みずほ銀行 神田駅前支店 (普)2147770
口座名:稲門レスリング倶楽部

 

 







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