日本レスリング協会公式サイト
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2013.02.14

「復活は間違いなく勝ち取ることができる」…リッチ・ベンダー米国協会専務理事

 米国レスリング協会のリッチ・ベンダー専務理事(エクスキューティブ・ディレクター=右写真)は、同協会ホームページ上にて、レスリングの2020年五輪競技への復活を、「definitely」(間違いなく、必ず)という形容詞をつけて「勝ち取ることができる」と断言した。

 同ホームページでは、日本ではレスリングを含めた追加候補8競技を「5月のIOC理事会で、ひとつ、または数競技に絞り、9月の総会で承認、または決定する」とだけ報じられている手順の詳細を説明している。

 それによると、まず5月のIOC理事会(ロシア)で8競技を「3競技」に絞り、総会へ提出する。114人の委員からなる総会では、2度の投票が行われる。最初にレスリングを除外勧告とした理事会の決定を承認するか否かの投票。ここで勧告が否決されれば、レスリングは実施競技として残る。可決された場合、次に3競技の中から追加の1競技を選ぶ投票が行われるという。

 レスリングが5月の理事会で絞られた3競技に入らなかった場合でも、総会の第1手順でレスリングを除外するかどうかの投票を行うかなどは明記されていない。

 総会へかける競技にレスリングが入らず、さらに第1手順が行われないとしたら、これだけの重大事項が14人の理事による審議だけでIOCの決定となるわけで、どんな形であれ、総会にレスリング除外の可否をかけるものと思われるが…。(注=IOCのホームページでは上記の手順については掲載されておらず、これまで日本で報じられている手順しか明記されておりません)

 ベンダー専務理事は「私たちに与えられた期間は短いが、総力を結集して闘う」と宣言。2016年開催地のシカゴ招へいで中心的な役割をにないIOC理事に太いパイプを持つビル・シェール氏(1988年ソウル五輪銅メダリスト)や国際的に成功をおさめている実業家、オリンピックや世界選手権を制した選手などの多くの力によって「この闘いに挑む」としている。

 自身は2月18日に両スタイルのワールドカップが行われるイランに向かい、イランやロシアなどの参加国へ協力と力の結集を訴える。また、ファンや関係者にフェイスブックでの署名を呼びかけて闘いの支援を求め、「あなた達の支援が私たちに大きな勇気を与えてくれます」と結んでいる。

 米国の高校レスリング連盟(The National Federation of State High School Associations)は、米国内で男子27万2000人、女子8200人の選手がおり、一部の地域では大会のチケットを入手するのが困難となるほどの盛況を見せることをアピール。レスリングの存続へ向けての活動への支援をアピールした。

 







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