男子フリースタイルは自衛隊が４階級を制覇…全日本社会人選手権第１日
初の全国社会人大会開催を地元が歓迎
男子120kg級には、９月にハンガリーで行われる世界選手権同級代表の荒木田進謙（警視庁ク）が出場。圧倒的な強さでトーナメントを制し、初優勝を飾った。男子66kg級は、昨年の優勝者で全日本王者の石田智嗣（警視庁ク）が大会２連覇を飾った。
男子74kg級は社会人１年目の葈澤謙（自衛隊）が、男子96kg級は同僚の木下駿（自衛隊）がそれぞれ初出場で初優勝を飾った。自衛隊勢の活躍は目覚ましく、55kg級の山内拓真、84kg級の永田裕城を含めて７階級中４階級を制した。
女子で、社会人１年目で優勝を飾ったのは63kg級の伊藤友莉香（自衛隊）と67kg級の飯島千晶（警視庁ク）の２選手。世界選手権女子72kg級代表の鈴木博恵（クリナップ）はエントリーが１名だっため、認定チャンピオンとなった。
ロンドン・オリンピックの４人の金メダリストと栄和人・女子強化委員長がゲスト参加
2010年世界選手権２位で、その後、負傷で長期にわたって戦線離脱していた堀内優（自衛隊）が約２年ぶりに公式戦に登場。女子55kg級にエントリーし、本調子ではなかったが、２位に食い込み復活の兆しを見せた。
クラブ対抗の団体戦では、警視庁クラブが大会９連覇を達成。女子は環太平洋大が初優勝を飾った。
各階級の成績は下記の通り。
（取材・撮影＝増渕由気子）
| 団体戦トーナメント表 |
| 一 覧 表 | 男子フリースタイル | 女 子 | マスターズ |
| トーナメント表 | 男子フリースタイル | 女 子 | マスターズ |
◎団体戦
【男子】
▼実業団対抗 ［1］ＡＬＳＯＫ
▼クラブ対抗 ［1］警視庁クラブ、［2］自衛隊、［3］陸上自衛隊青森、長崎県協会
【女子】
▼実業団・クラブ対抗 ［1］環太平洋大、［2］代々木クラブ、［3］自衛隊、早大
◎個人戦
【男子フリースタイル】
▼55kg級 ［1］山内拓真（自衛隊）、［2］渡邉 大（千葉県立関宿高校）、［3］荒木秀作（鳥取ク）、山内光也（陸上自衛隊青森）
▼60kg級 ［1］菊地憲（社会人静岡ク）、［2］高安直人（高安組）、［3］赤澤岳（日大ク）、入江真司（北九州倶楽部）
▼66kg級 ［1］石田智嗣（警視庁クラブ）、［2］野田寛人（自衛隊）、［3］山田大地（陸上自衛隊青森）、松本桂（長崎県協会）
▼74kg級 ［1］葈澤謙（自衛隊）、［2］鎌田学（自衛隊）、［3］宮田勇樹（いわさきグループ）、細越孝紀（警視庁ク）
▼84kg級 ［1］永田裕城（自衛隊）、［2］桑原惇（菊川工業）、［3］柴田寛（周南市役所）、白井正良（福井ク）
▼96kg級 ［1］木下駿（自衛隊）、［2］須恵勝貴（桃大ク）、［3］松崎太一（愛媛県協会）、平田優太郎（岡山県協会）
▼120kg級 ［1］荒木田進謙（警視庁ク）、［2］河野隆太（鈴鹿国際大）、［3］谷田昇大（和歌山県協会）、渡邉文博（警視庁ク）
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【女子】（大学生も参加可）
▼48kg級 ［1］入江ゆき（九州共立大）、［2］櫻井宏美（ランクアップ平野屋）、［3］中谷亜依（自衛隊）、植野さくら（自衛隊）
▼51kg級 ［1］田中亜里沙（早大）、［2］入江ななみ（九州共立大）、［3］太田理恵（自衛隊）、鴨居奈央（環太平洋大）
▼55kg級 ［1］池亀優希（自衛隊）、［2］堀内優（自衛隊）、［3］大川彩美（関西大）、永石美智（九州共立大）
▼59kg級 ［1］隈部千尋（環太平洋大）、［2］早見なつみ（九州共立大）、［3］加藤優希（環太平洋大）、増田奈千（環太平洋大）
▼63kg級 ［1］伊藤友莉香（自衛隊）、［2］佐藤喜歌（自衛隊）、［3］望月芙早乃（環太平洋大）
▼67kg級 ［1］飯島千晶（日大）、［2］中山美羽（環太平洋大）、［3］小林沙也加（環太平洋大）
▼72kg級 ［1］鈴木博恵（クリナップ）
【マスターズＡ（35歳以上40歳以下）】
▼60kg級 ［1］坂井秀行（北九州ク）、［2］小林洋祐（松坂ク）、永田勝之（大分ク）
▼66kg級 ［1］菅田裕二（大分ク）
▼74kg級 ［1］設楽卓（山形ク）
▼84kg級 ［1］角田貴志（滋賀県立八幡工高）
▼96kg級 ［1］大澤健夫（山形クラブ）
▼120kg級 ［1］八田智之（社会人静岡ク）
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【マスターズＢ（41歳以上50歳以下）】
▼60kg級 ［1］平川靖彦（山陽自工）
▼66kg級 ［1］中村満良（豊島区ク）、［2］若林次郎（パラエストラ東京）、［3］尾藤広光（京都東山ク）
▼74kg級 ［1］今泉朝雄（SKアカデミー）[2]久保田伸（C&Mプロモーションズ）、[3]庄司薫（山形ク）
▼84kg級 ［1］歌丸浩一（太田章クラブ）
▼96kg級＝出場者なし
▼120kg級 ［1］雅楽川 欣一（福島県）
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【マスターズＣ（51歳以上60歳以下）】
▼60kg級 ［1］山岸善雄（金沢市協会）、［2］鈴木芳晴（山形クラブ）、
▼66kg級 ［1］安田昭司（社会人静岡ク）
▼74kg級 ［1］竹本雅之（若狭キッズスポーツ少年団）、［2］松澤徹（太田章クラブ）
▼84kg級 ［1］米田勉（富山県協会）
▼96kg級 ［1］神内伸司（倉敷ク）
▼120kg級＝出場なし
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【マスターズＤ（61歳以上）】
▼60kg級＝出場なし
▼66kg級 ［1］漆崎信行（日本芸術教育振興会）
▼74kg級＝出場なし
▼84kg級＝出場なし
▼96kg級＝出場なし
▼120kg級＝出場なし
