日本レスリング協会公式サイト
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2013.09.03

【特集】2013年世界選手権/各階級エントリー選手・展望(男子フリースタイル)

 2013年世界選手権は9月16日、ハンガリー・ブダペストで開幕。まず男子フリースタイルが行われる。同スタイルでは、昨年のロンドン・オリンピック1・2位選手としては、74kg級金メダルのジョーダン・バローズ(米国)のみが出場(他に、階級を上げて出場する銀メダリスト1選手)。選手がかなり入れ替わった中で、どんな勝負が展開されるか。

 各階級のエントリー選手から予想される見どころを紹介する。

※現時点で、カザフスタンやインドなどのエントリーが判明していません。国際慣習として、エントリーしていない選手であっても出場が認められていますので、予想していない選手が出場する場合もあります。

 ◎男子フリースタイル

 【55kg級】

 ロンドン・オリンピックの1~3位の選手のうち、3位のヤン・キョンイル(北朝鮮=右写真が出場する(2位の選手は60kg級に出場)。2009年の世界王者でもある24歳は、今年のアジア選手権はアミト・クマール(インド)に敗れて2位だったが、十分に世界王者を狙える実力者。

 オリンピックで優勝したロシアからは、ユニバーシアード優勝のナリマン・イスラピロフが、同2位のグルジアからは今年の欧州選手権優勝のギオルギ・エジシャラシビリが出てくる。いずれもオリンピック代表の実績を引き継ぐべく成績を残している。上位入賞が予想される。

 今年の欧州選手権2位のアンヂレイエフ・ブラジスラフ(ベラルーシ)、昨年のアジア選手権優勝のハサン・ラヒミ(イラン)、ユニバーシアード2位のサマ・ナディルベク・ウール(キルギス)などとともに、2010年世界選手権3位の稲葉泰弘(警視庁)にも上位入賞の期待がかかる。

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 《エントリー選手》
Giorgi Edisherashvili(グルジア)=2013年欧州選手権優勝 
Kyong Il Yang(北朝鮮)=2012年ロンドン・オリンピック3位/2013年アジア選手権2位
Nariman Israpilov(ロシア)=2013年ユニバーシアード優勝
Vladislav Andreyev(ベラルーシ)=2013年欧州選手権2位
Hassan Rahimi(イラン)=2012年アジア選手権優勝/2012年ロンドン・オリンピック8位
Mihran Jaburyan(アルメニア)=2012年ロンドン・オリンピック7位
Sama Nadyrbek Uulu(キルギス)=2013年ユニバーシアード2位
Nomin Batbold(モンゴル)=2013年アジア選手権55kg級3位/2013年世界ジュニア選手権2位
Ruslan Surkhayev(アゼルバイジャン)=2013年欧州ジュニア選手権優勝
Obenson Blanc(米国)=2012年パンアメリカン大会2位、2013年ワールドカップ個人5位
Ivan Djorev(ブルガリア) 
Aso Palani(カナダ)
Hel Here(チャド)
Xiaobin Hong(中国)
Marcel Ewald(ドイツ)
Brandon Escobar(ホンジュラス)
Robert Kardos(ハンガリー)
Sung-Gwon Kim(韓国)
Sarunas Jurcys(リトアニア)
Bienvenu Andriamalala(マダガスカル)
Joseph Guillaume(モーリシャス)
Andrei Dukov(ルーマニア)
Marco Coetzee(南アフリカ)
Levan Metreveli Vartanov(スペイン)
Manuwel Asitha(スリランカ)
Sezar Akgul(トルコ)
Armen Arakelian(ウクライナ)
Norirjon Safarov(ウズベキスタン)
稲葉泰弘(日本)


 【60kg級】

 ロンドン・オリンピック1~3位では、3位のインド選手は不明で、あとは出場しない。その中で、ロンドン・オリンピック55kg級2位で、階級を上げて今年の欧州選手権3位に入ったウラジミール・キンチェガシビリ(グルジア=右写真、2012年ゴールデンGP決勝大会優勝&2013年ユニバーシアード3位のハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)、2011年世界選手権2位、米国育ちのフランクリン・ゴメス(プエルトリコ)、今年のアジア選手権優勝のフワング・リョンガク(北朝鮮)あたりが優勝を争うか。

 欧州選手権2位のウラジーミル・デュボフ(ブルガリア)、2011年プレ・オリンピック55kg級優勝のモハマド・ジャファリ(イラン)、ワールドカップ個人2位の前田翔吾(クリナップ)らが上位へ食い込めるか。

 ロシアは欧州&世界選手権に出場経験のない選手が出場してくるが、控えに2009~11年世界王者・ロンドン2位のベシク・クドホフの名がある。8月の「ステファン・サルキシアン大会」(アルメニア)2位と活動を再開している。

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 《エントリー選手》
Vladimer Khinchegashvili(グルジア)=2012年ロンドン・オリンピック55kg級2位/2013年欧州選手権3位
Haji Aliev(アゼルバイジャン)=2012年ゴールデンGP決勝大会優勝
Franklin Gomez(プエルトリコ)=2011年世界選手権2位
Ryon Ghak Hwang(北朝鮮)=2013年アジア選手権優勝
Vladimir Dubov(ブルガリア)=2013年欧州選手権2位
Mohammad Jafari(イラン)=2011年プレ・オリンピック55kg級優勝
Mykola Aivazian(ウクライナ)=2013年欧州選手権5位
Nasibullo Kurbanov(ウズベキスタン)=2013年アジア選手権8位
Seung-Chul Lee(韓国)=2012年ロンドン・オリンピック出場
Bekhan Goigereev(ロシア)=2012年ゴールデンGP決勝大会8位
Nikolay Noev(タジギスタン)=2012年ロンドン・オリンピック出場
Reece Humphrey(米国)=2013年デーブ・シュルツ国際大会3位
Sahit Prizreni(アルバニア)
Artur Arakelyan(アルメニア)
Gusseyn Shakhbanov(ベラルーシ) 
John Pineda(カナダ)
Cunjun Ma(中国)
Victor Ngouema(コンゴ)
Alejandro Valdes Tobier(キューバ)
Farg Ibrahim(エジプト)
Luis Portillo Mejia(エルサルバドル)
Aleksei Baskakov(エストニア)
Jonas Honkanen(フィンランド)
Jasin Redjalari FYR(マケドニア)
Alexander Semisorow(ドイツ)
Ethan Aguigui(グアム)
Jozsef Molnar(ハンガリー)
Andrei Perpelita(モルドバ)
Tsogtbaatar Damdinbazar(モンゴル)
Krzysztof Bienkowski(ポーランド)
Ivan Guidea(ルーマニア)
Mykola Bolotnjuk(スロバキア)
Marno Plaatjies(南アフリカ)
Lasantha Ekanayake(スリランカ)
Erhan Bakir(トルコ)
前田翔吾(日本)


 【66kg級】

 ロンドン・オリンピックのメダリストの中で、3位のリバン・ロペス・アスクイ(キューバ)がエントリーしている。オリンピックはアスクイに負けて初戦敗退だったが、2009・11年世界王者のメフディ・タガビ(イラン=右写真が2強か?

 昨年の世界ジュニア選手権で優勝し、今年のユニバーシアードでも勝ったマゴメド・クルバナリエフ(ロシア)、今年の欧州選手権優勝のデビド・サファリャン(アルメニア)あたりが続くか。

 60kg級で実績のあるマンダクナラン・ガンゾリグ(モンゴル=2010年アジア大会優勝)、アグハフセイン・ムスタファエフ(アゼルバイジャン=2012年ゴールデンGP決勝大会2位)らも上位を狙う。

 初出場の井上貴尋(東京・自由ヶ丘学園高教)の上位進出なるか。

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 《エントリー選手》
Mehdi Taghavi Kermani(イラン)=2009・11年世界選手権優勝
Livan Lopez Azcuy(キューバ)=2012年ロンドン・オリンピック3位
Magomed Kurbanaliev(ロシア)=2012年世界ジュニア選手権優勝/2013年ユニバーシアード優勝
Devid Safaryan(アルメニア)=2012年ロンドン・オリンピック8位/2013年欧州選手権優勝
Alexandr Kontoyev(ベラルーシ)=2013年欧州選手権3位
Ulukman Mamatov(キルギス)=2013年アジア選手権3位
Yakup Goer(トルコ)=2013年欧州選手権2位
Brent Metcalf(米国)=2011年プレ・オリンピック優勝、2013年ワールドカップ個人2位
Semen Radulov(ウクライナ)=2013年ユニバーシアード3位
Haislan Garcia(カナダ)=2012年ロンドン・オリンピック7位
Ruslan Pliev(ウズベキスタン)=2013年アジア選手権5位
Young-Ho Jung(韓国)=2013年アジア選手権5位
Mandakhnaran Ganzorig(モンゴル)=2010年アジア大会60kg級優勝
Aghahuseyn Mustafayev(アゼルバイジャン)=2012年ゴールデンGP決勝大会60kg級2位
Maximilian Ausserleitner(オーストリア)
Vilson Ndregjoni(アルバニア)
Hristov Boychev(ブルガリア) 
Kouzoumbi Allouma(チャド)
Jianfu Zhang(中国)
Mohamed Samba(コモロス)
Jin Hyok Kang(北朝鮮)
Ayad Ibrahim(エジプト)
Dejan Mitrov(マケドニア)
Levan Kelekhsashvili(グルジア) 
Martin Daum(ドイツ)
Quintino Intipe(ギニアビサオ)
Gergo Woller(ハンガリー)
Igor Gertner(イスラエル)
Mihail Sava(モルドバ)
Fernando Mendoza(パナマ)
Rafal Statkiewicz(ポーランド)
Pedro Soto(プエルトリコ)
Abdullrahman Ibrahim(カタール)
George Bucur(ルーマニア)
Jean Diatta(セネガル)
Abdulai Rogers(シエラレオネ)
Peter Obzera(スロバキア)
Roshan Liyanage(スリランカ)
Steven Graf(スイス)
井上貴尋(日本)


 【74kg級】

 2011年世界王者で2012年ロンドン・オリンピックでも勝ったジョーダン・バローズ(米国=右写真が本命。現在、国内外での連勝記録を「60」に伸ばしている。

 今年のワールドカップで個人2位となったジェイコブ・マカラシビリ(グルジア)、アジア選手権優勝のラシド・クルバノフ(ウズベキスタン)らが続き、欧州選手権2位のガボー・ハトス(ハンガリー)、ヤリギン国際大会3位のカカベール・クベジティ(ロシア)、2011年世界選手権3位のアシュラフ・アリエフ(アゼルバイジャン)らも上位を狙う。

 ロシアは、2009・10年世界王者でロンドン。オリンピック3位のデニス・チャーグシュが控えにエントリーされている。ユニバーシアードで優勝しており、第一線に復帰してきた。出場すれば優勝候補だろう。

 ロンドン・オリンピックに続き、“世界大会”2度目となる高谷惣亮(ALSOK)が躍進するか。

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 《エントリー選手》
Jordan Burroughs(米国)=2011年世界選手権優勝/2012年ロンドン・オリンピック優勝
Jakob Makarashvili(グルジア) =2013年ワールドカップ個人2位
Rashid Kurbanov(ウズベキスタン)=2013年アジア選手権優勝
Gabor Hatos(ハンガリー)=2013年欧州選手権2位
Kakhaber Khubezhty(ロシア)=2013年ヤリギン国際大会3位
Chongyao Zhang(中国)=2013年アジア選手権2位
Yunierki Blanco Mora(キューバ)=2013年パンアメリカン選手権優勝
Ashraf Aliev(アゼルバイジャン)=2011年世界選手権3位/2012年ロンドン・オリンピック8位
Grigor Grigoryan(アルメニア)=2013年欧州選手権5位
Yun-Seok Lee(韓国)=2010年アジア大会3位
Jayden Lawrence(オーストラリア)
Philipp Crepaz(オーストリア)
Ali Shabanav(ベラルーシ) 
Kiril Terzeiv(ブルガリア) 
Evan MacDonald(カナダ)
Boris Tomorow(中央アフリカ)
Mze Fahad(コモロス)
Omr Abdou(エジプト)
Andriy Shyyka(ドイツ)
Pedro Martinez Chen(グアテマラ)
Augusto Midana(ギニアビサオ)
Hassan Tahmasi(イラン)
Innokentii Innokentev(キルギス)
Alexandru Burca(モルドバ)
Gombordorj Dorjvaanchig(モンゴル)
Clinton Davies(ニュージーランド)
Krystian Brzozowski(ポーランド)
Alpha Bangura(シエラレオネ)
Dan Palinkas(スロバキア)
Ishan Naligamage(スリランカ)
Gamid Dzhalilov(タジギスタン)
Soner Demirtas(トルコ)
Andrii Nagoryni(ウクライナ)
高谷惣亮(日本)


 【84kg級】

 ロンドン・オリンピック1・2位の選手は出場しないが、3位の2選手が出場する。エフサン・ラシュガリ(イラン)ダト・マルサギシビル(グルジア=右写真で、後者は今年の欧州選手権で優勝と好調。

 欧州選手権2位のムサ・ムルタザリエフ(アルメニア)、ユニバーシアード優勝のゲオルギタ・ステファン(ルーマニア)、同2位のシャミル・クディヤマゴメドフ(ロシア)、2010年世界選手権2位のザウルベク・ソキエフ(ウズベキスタン)らが後を追う状況。

 3度目の世界選手権となる松本真也(警視庁)はどこまで上位に食い込めるか。

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 《エントリー選手》
Ehsan Lashgari(イラン)=2012年ロンドン・オリンピック3位
Dato Marsagishvili(グルジア)=2012年ロンドン・オリンピック3位/2013年欧州選手権優勝 
Musa Murtazaliev(アルメニア)=2013年欧州選手権2位
Murad Gaidarov(ベラルーシ)=2012年欧州選手権2位 
Gheorghita Stefan(ルーマニア)=2013年ユニバーシアード優勝
Shamil Kudiyamagomedov(ロシア)=2013年ユニバーシアード2位
Zaurbek Sokhiev(ウズベキスタン)=2010年世界選手権2位/2012年ロンドン・オリンピック出場
Aibek Usupov(キルギス)=2013年アジア選手権2位
Jae-Sung Lee(韓国)=2012年アジア選手権2位
Piotr Ianulov(モルドバ)=2013年ユニバーシアード3位
Nicolai Paslar(ブルガリア)=2001年世界選手権69kg級優勝
Tamerlan Tagziev(カナダ)=2013年パンアメリカン選手権2位
Feng Zhang(中国)=2010年アジア選手権3位
Armands Zvirbulis(ラトビア)=2012年ロンドン・オリンピック10位
Uitumen Orgodol(モンゴル)=2012年ロンドン・オリンピック出場
Alexander Gostiev(アゼルバイジャン) 
Keith Gavin(米国)
Adrian Abou Jaoude(ブラジル)
Djakna Malick(チャド)
Jean Claud(コモロス)
Reineris Salas Perez(キューバ)
Jevgeni Soltruk(エストニア)
Georg Seregelyi(ドイツ)
Istvan Vereb(ハンガリー)
Michael Tsotselashvili(イスラエル)
Kelvin Joseph(ニュージーランド)
Maciej Balawender(ポーランド)
Jaime Espinal(プエルトリコ)
Talmuraz Friev Naskidaeva(スペイン)
Marco Riesen(スイス)
Adnan Rhimi(チュニジア)
Serdar Boke(トルコ)
Ibragim Aldotov(ウクライナ)
松本真也(日本)


 【96kg級】

 ロンドン・オリンピックのメダリストでは、同3位で2010年世界王者のケタグ・ガズモフ(アゼルバイジャン=右写真が出場。欧州選手権優勝&ユニバーシアード2位のパブロ・オレイニク(ウクライナ)、欧州選手権2位のカミル・スカスキエウィッチ(ポーランド)、同3位のリュベン・イリエフ(ブルガリア)、ヤリギン国際大会2位のアンゾール・ボルツカエフ(ロシア)らが挑む。

 アジアからも、今年のアジア選手権優勝のキム・ヤエガン(韓国)、同2位のルスタム・イスカンダル(タジギスタン)、3位のクデルブルガ・ドルジカンド(モンゴル)、2010年アジア大会優勝のジャマル・ミルザエイ(イラン)らが台頭する可能性を秘めている。

 初出場の山口剛(ブシロード)は上位に食い込めるか。

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 《エントリー選手》
Khetag Gazyumov(アゼルバイジャン)=2010年世界選手権優勝/2012年ロンドン・オリンピック3位 
Kamil Skaskiewicz(ポーランド)=2013年欧州選手権2位
Pavlo Oleynik(ウクライナ)=2013年ユニバーシアード2位
Lyuben Iliev(ブルガリア)=2013年欧州選手権3位
Anzor Boltukaev(ロシア)=2013年ヤリギン国際大会2位
Jae-Gang Kim(韓国)=2013年アジア選手権優勝
Jamal Mirzaei(イラン)=2010年アジア大会優勝
Khuderbulga Dorjkhand(モンゴル)=2013年アジア選手権3位/2013年ユニバーシアード3位
Rustam Iskandari(タジギスタン)=2012年ロンドン・オリンピック出場/2013年アジア選手権2位
Ivan Yankouski(ベラルーシ)=2012年欧州選手権3位
Nicolai Ceban(モルドバ)=2012年世界学生選手権2位
Xueyi Zhang(中国)=2013年アジア選手権5位
Magomed Musaev(キルギス)=2012年ロンドン・オリンピック7位
Imants Lagodskis(ラトビア)=2013年欧州選手権5位
J.D. Bergman(米国)
Yuri Maier(アルゼンチン)
Edgar Yenokyan(アルメニア)
Juan Izidor Bittencourt(ブラジル)
Manjot Sandhu(カナダ)
Maurice Abatam(チャド)
Vratislav Chotas(チェコ)
Dato Kerashvili(グルジア) 
William Harth(ドイツ)
Attila Szmik(ハンガリー)
Simas Asaciovas(リトアニア)
Michael Manea(ルーマニア)
Mohamed Barrie(シエラレオネ)
Jozef Jaloviar(スロバキア)
Gamini Madasing(スリランカ)
Rodchdi Rhimi(チュニジア)
Riza Yildirim(トルコ)
山口剛(日本)


 【120kg級】

 ロンドン・オリンピックのメダリストは全員が不出場。そんな中で、今年の欧州選手権とユニバーシアードを制したタハ・アクグエル(トルコ)が本命か。

 2004年アテネ・オリンピック96kg級で勝ち、世界選手権も4度優勝したハジムラド・ガチャロフ(ロシア=右写真が階級を上げて出場する。欧州選手権2位のアレン・ザシーフ(ウクライナ)とともに対抗となるか。

 若手では今年の世界ジュニア選手権優勝のゲノ・ペトリアシビリ(グルジア)が欧州選手権でも3位に入賞している。一気に世界一に上り詰めるか。ジャマラディン・マゴメドフ(アゼルバイジャン)ダニエル・リゲティ(ハンガリー)らロンドン・オリンピック代表選手が飛躍するか。

 3度目の世界選手権出場の荒木田進謙(警視庁)の健闘が期待される。

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 《エントリー選手》
Taha Akguel(トルコ)=2013年欧州選手権優勝/2013年ユニバーシアード優勝
Khadzhimurat Gatsalov(ロシア)=2004年アテネ・オリンピック96kg級優勝
Alen Zaseev(ウクライナ)=2013年欧州選手権2位
Geno Petriashvili(グルジア)=2013年欧州選手権3位/2013年世界ジュニア選手権優勝 
Tervel Dlagnev(米国)=2012年ロンドン・オリンピック5位、2013年ワールドカップ個人2位
Jamaladdin Magomedov(アゼルバイジャン)=2012年ロンドン・オリンピック出場/2013年欧州選手権3位
Daniel Ligeti(ハンガリー)=2012年ロンドン・オリンピック出場/2013年欧州選手権5位
Kurban Kurbanov(ウズベキスタン)=2012年ロンドン・オリンピック96kg級5位
Aiaal Lazarev(キルギス)=2013年アジア選手権3位
Koung-Jin Nam(韓国)=2013年アジア選手権5位
Rares Chintoan(ルーマニア)=2012年ロンドン・オリンピック出場
Chuluunbat Jargalsaikhan(モンゴル)=2013年アジア選手権2位
Zhiwei Deng(中国)=2011年プレ・オリンピック3位
Aliaksei Nikalayev(ベラルーシ) 
Dimitar Kumchev(ブルガリア) 
Korey Jarvis(カナダ)
Johannes Kessel(ドイツ)
Sayed Azarshakib(イラン)
Jean Malo(コートジボワール)
Andrei Romanov(モルドバ)
Florian Temengil(パラオ)
Edgardo Lopez(プエルトリコ)
荒木田進謙(日本)


 







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