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白血病に打ち勝った長島和幸さん(福岡大教)がNTS中央合宿を訪問

ロンドン・オリンピックを目指している最中に白血病に襲われ、闘病を続けてきた元全日本王者の長島和幸さん(福岡大教)が2月20日、東京・味の素トレーニングセンターで始まったNTS合宿を訪れ、全日本コーチや参加選手に復帰のあいさつをした。

 長島さんはクリナップ在籍時に男子フリースタイル74kg級で全日本選手権5度優勝を達成。2010年アジア大会(中国)で銀メダルを獲得するなどロンドン・オリンピック出場へ向けて燃えていたが、2011年秋、白血病にかかり、闘病生活が始まった。

 有志が全国からカンパを集めて医療費にあてるなどし、いったんは社会復帰できるまでに回復し、2012年9月には福岡大に教員として赴任することになった。しかし、その直後に病気が再発し、同年12月の全日本選手権では、マット上から福岡大の田中忠道部長(故人)がカンパを呼び掛け、ロンドン・オリンピックの代表選手も会場内で募金活動を行うなど、多くの人が支援してきた。

 昨年3月に造血幹細胞移植に成功し、6月に退院。その後、いろんな症状が出たものの、最近になって安定。、投薬による治療は続くものの、4月には職場復帰できることになった。「(前回のような)会見という形をとると多くの人の手を煩わせてしまうので、こうした形をとらせていただきました」と話し、全日本のコーチほかに報告するとともに、本ホームページを通じて全国から支えてくれた人へ感謝の気持ちを表した。

 福岡大ではレスリング部のコーチとして指導を手掛ける予定。「自分をここまで作り上げてくれたのはレスリングであり、病気を支えていただいたのはレスリング界の人たち。レスリングの発展のために、指導者として頑張りたい。またマットに上がれることが、生きるモチベーションになっています。楽しみにしています」と話した。


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オリンピックを目指す選手に復帰の報告。盛大な拍手が起こった

2021年の全日本選手権でカンパを呼び掛けるオリンピック代表選手たち

 

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