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2014.06.15

【全日本選抜選手権第1日・特集】優勝選手談話(男子フリースタイル)

(取材=増渕由気子、三次敏之、渋谷淳)


 ■男子フリースタイル61kg級・高塚紀行(自衛隊=60kg級時代をいれると6年ぶり3度目の優勝)「全日本選手権で優勝できましたが、アジア大会も世界選手権を今回の大会で決められてよかったです。出場するからにはトップ級の大会に出たいと思うのが選手の気持ちですから。決勝の相手(鴨居正和=山梨学院大)とは合宿などでよく練習しているのですが、2年前、1年前よりもさらに強くなっている印象でした。アジア大会には出場するだけでは仕方ないので、きっちりとメダルを獲ってきます。オリンピックを目指す際には階級は上げる予定です」

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 ■男子フリースタイル70kg級・小島豪臣(神奈川・中原養護学校教)「本戦、プレーオフとも勝ち抜く」「優勝してうれしい、の一言です。今日は勤務している学校の生徒と先生たちが応援に来てくれた。生徒の前で負けた姿は見せられないと思って闘った。(階級変更で)70kg級ができたから、ぴったりの階級なのでもう1度やってみようと思って出場した。日本代表については、学校と調整しなければならないけど、優勝したので、もう一度アジア大会出て、金メダルを獲りたいです。出るからには、前(銀メダル9よりいい色を目指したい)

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 ■男子フリースタイル86kg級・松本篤史(ALSOK=アジア大会連続出場が濃厚)「反省点だらけなので、優勝で喜んでいられないです。見てもらってわかるように、準決勝でほぼ負けでしたし、足を触らせすぎです。決勝では足をとれなかった。まったくいいところがなかった。アジア大会は4年前に出場させてもらったのですが、格下の相手に不甲斐ない試合で敗れ、いつか悔しさをぶつけたいと思っていた。その悔しさをぶつけられるのは、同じ舞台しかないと思っていたので、今回ぶつけてきます。2016年オリンピックに向けて、いいスタートを切りたいです。ぜひ世界選手権にも出場したいです」

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 ■男子フリースタイル97kg級・鈴木聖二(岐阜・岐阜工高教=地方教員のハンディと階級アップの壁を乗り越える)「自分はパワーではなく、組み手で勝負するタイプなので、パワー負けすることなく、ごまかせて闘えたと思います。専大を卒業して2年が経ちましたが、それほど力が衰えていないと感じることができました。これも周囲の先生方や一緒に練習してくれる生徒たちの協力のおかげです。今回、同郷同い年の山口(剛=ブシロード)がけがで欠場してしまいましたが、(山口が84kg級時代に)彼とは勝ったり負けたりでした。96kg級は山口が守ってきた階級でもあるので、彼の分まで頑張ろうと思いました。4年に一度の大きな大会なので、日本にメダルを持って帰ってきたいですね」

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 ■男子フリースタイル125kg級・荒木田進謙(警視庁=決勝で敗れた岡倫之にプレーオフでリベンジ)「最初に岡選手とやったときは自分のメンタル、フィジカルの弱さが出た。プレーオフもこのままいって(負けて)しまうかと思ったけど、周囲のあたたかい言葉で気持ちを切り替えることができた。(けがをしていた左腕があまり使えなかった?)準決勝、決勝はあまり左腕が使えず、不甲斐ない試合になってしまったけど、プレーオフには万全で臨めました。これからは目の前にある試合を一つずつこなしてオリンピックを目指します」


 







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