日本レスリング協会公式サイト
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2014.07.29

金メダル2個のゴールデンGP決勝大会・女子チームが帰国

(取材・撮影=矢吹建夫)

 アゼルバイジャン・バクーで行われたゴールデンGP決勝大会で「金2・銀2・銅3」を獲得した女子チームが7月28日、成田空港着のトルコ航空で帰国した。

 木名瀬重夫監督(日本協会専任コーチ)は「レベルの高い国際大会であり、その中で各自持っているものをどれだけ出せるかを確認すること、恐怖があっても不安があっても勝たなければならない気持ちになるようアドバイスし、その中で各自の技術を100%出せるかということをテーマにして臨んだ」と、大会参加の目的を説明。

 その中で、「負けた選手も悔いの残らないいい試合内容だったと思う。次の課題がはっきりしたし、自分から攻めての結果だった。何もやらなければ悔いが残るだけ。悔いから何も生まれません」とし、負けた選手にとっても収穫のある遠征だったと振り返った。

 「勝った選手はいい部分を続け、悪い部分を克服して次に向かってほしい。克服するのが大変なので、そのことをきちんとやってくれることを願っていますし、見守っています」と話し、選手の今後の踏ん張りを期待した。


 ■55kg級優勝・浜田千穂(日体大)「今回でシニアの大会は2回目です。ジュニアの時は、自分から攻める勇気がなくて取りにいけないことがあったので、今年は自分から取りにいく目標を持って臨みました。準決勝のヘレン・マロウリス(米国)には去年のワールドカップの時に負けていました。今回はタックルを含めて点数を取り切れて勝つことができ、よかった。決勝の相手(オーコン・プレブドルジ=モンゴル)は、今年のアジア選手権で闘ってはいませんが、順位的に負けている相手だったので、ここで勝っておかないとなと思っていました。失点が多かったかなと。グラウンドを返されてしまったり、自分が攻める前に相手にさされてパワーで押し込まれたりと、そこは自分のパワー不足と思いました。

 今回よかったと思うことは、自分でタックルに入って攻めればポイントは取れるということ。組み手から攻めてタックルというのが日体大スタイルを貫けば世界選手権でも金メダルを取れると思います。8月の合宿でしっかり追い込んで練習し、世界選手権でも金メダル取れるように頑張ります」

 ■75kg級優勝・鈴木博恵(クリナップ)「結構強い選手が出ていて、その中で優勝できたことはよかった。1回戦のオリンピック3位のグゼル・マニュロバ(カザフスタン)は、試合をしたことはなかったですけど、ビデオを見てすごく強いイメージを自分の中で作り上げていました。実際にやってみたらそうでもなく、私の身長が低くて入りづらそうで、相手の正面タックルに反応できて、カウンターを取れて良かったです。

 決勝のアデライン・グレイ(米国)は2回試合をしたことがあって、2回とも勝っている相手です、2試合とも自分からタックルを取った内容でしたが、今回はタックルが少なかった。相手の体が大きくて入りづらいのですが、それでも怖がらず、真正面ではなくて横から片足タックルとか取れるように世界選手権までに練習したいと思います」


 







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