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2014.09.15

【世界選手権最終日・特集(インタビュー)】男子グレコローマン98kg級・大坂昂(三菱電機)

■大坂昂の2014年世界選手権成績
1回戦 ●[1-4]Hardeep Singh(インド)

(撮影=保高幸子)

 ――試合を振り返ってください。

 大坂 実は試合前に腰をけがし、練習できない状況でした。練習しなければ勝てないということを身に染みて感じました。世界の壁と言いますか、今のままでは来年のオリンピックがかかる試合でも勝てない。けがを治して、もっと練習しなければ、と感じました。

 ――具体的に、どんな練習しかできなかったのでしょうか。

 大坂 スパーリング1本、2本くらいで腰に限界がきてしまう状況でした。こちらに来てからも実戦的な練習はほとんどできず、息を上げる練習しかできなかったです。

 ――けがの内容は?

 大坂 椎間板に炎症が起きてしまい、そこから筋肉や関節が痛んでしまった。初めてのけがです。

 ――いつ頃からですか?

 大坂 7月の終わりころです。そこから、だまし、だまし練習していましたが、よくはならなかった。

 ――試合でも痛みましたか。

 大坂 試合では痛み止めやマッサージが効いていたので、痛みはほとんどなかった。しかし、自分の動きがまったくできていなかったと思う。

 ――その中で、しいて世界選手権に出ての収穫は?

 大坂 日本で2番なのに世界選手権に出場させてもらうチャンスをいただき、今のままではダメだということを気づかせてもらったことが収穫です。(オリンピック予選まで)あと1年あるので、1年でどれだけ自分を変えていくかが勝負だと思う。

 ――具体的な課題は?

 大坂 ますはフィジカルから始めたい。計量で並んだ時、海外の選手に比べて自分の体が一番小さいように感じた。そう感じた時点で負けていたのかもしれない。体づくりからやります。レスリングに関しては、少しずつ自分の形が見えてきている。まだ完成形ではありませんが、いいところを伸ばしていきたい。

 ――全日本選手権へ向けては、けがを治すことが最優先課題です。

 大坂まず治療です。しっかり治してから、集中して練習したい。


 







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