■男子フリースタイル125kg級・荒木田進謙(警視庁)「ずっとアジアで勝てない時が続いたので銅メダルを獲れてうれしい。優勝を狙っていたので、負けたすぐとは気持ちは上がらなかったんですけど、周りの方々の叱咤激励を受け、鼓舞されて、最後はメダルを持って帰らないと、と思った。
(準決勝の)カザフスタンは強いと思っていたのですが、うまくやれば獲れたんじゃないかなと思い、差はないと感じた。組み合わせを見た時に、最低でも銅メダルは取らないとならないと思った。決勝に行けなくて、悔しいけど、銅メダル取れたから、次につながると思う。
前のルールより、現行ルールはスタミナで勝負ができるので、やりやすいです。その反面、一回腕を取られてローリング決まってしまったら、一瞬で試合終わっちゃうので、そこを守って、スタミナ勝負に持ちこめるようにしたい。相手がばててからが勝負だと思っている。
『日本の重量級はどうなの?』とよく聞かれるので、今回、銅メダルとって、日本は、重量級もいるんだって世に知らしめられたと思う。来年の世界選手権からオリンピックの予選が始まっているので、世界選手権でオリンピック出場を決めたいです」