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2016.05.11

【オリンピック世界予選最終戦・特集】出場選手の声(男子フリースタイル)

(取材=池田安佑美)


 ■65kg級・藤波勇飛(山梨学院大)「減量もしっかりできて万全な状態で臨めたのに、出場枠を取れなくて申し訳ないです。

 (米国戦の6-6からの最後の場外際の攻めは)審判が「ゼロ」と言ったら、ノーポイントです。誰が見てもポイントになるようにしないと、海外では駄目なんだと思います。コーチから『もぐらせたら強いぞ』と言われていたにもかかわらず、足を取らせてしまって、変に粘って4点になってしまった、そこが一番の敗因かなと思います。

 グラウンドが強い相手ではなかったので、2点にしておくべきだった。選択ミスだった。一瞬の判断の間違いが、シニアのレベルだと後々で響いてしまうんだなと思った」

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 ■86kg級・松本真也(警視庁)「最後はああいう形(テクニカルフォール)で大差をつけられて負けてしまい、今の実力なんだと身をもって分かった。この大会の準備期間にやり残したことはないです。悔いはないので、次からは新しい道にいきたい。

 本当は私が今回のオリンピックに行って、東京オリンピックに向けて若い世代にいい形でつなげたらよかったんですが…。今のところは指導者という話も気持ちもないので、警視庁の一員として東京オリンピックを盛り上げたいと思う。

 現役はこれで最後です。8月まで現役が伸びるかなと思ったけど(苦笑い)。ロンドンを逃した後は、同期の湯元健一や磯川孝生らがコーチになった一方、鶴巻宰が第一線で闘っていた。仲間と家族がいたから、ここまで行けたんだと思います。僕らしい最後だと思う。ありがとうございました」

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 ■97kg級・山本康稀(GENスポーツアカデミー)「現地で急きょ出場が決まったが、周りから(代役出場の可能性を)言われていて、しっかり準備でしてきた。けれどもこのような結果になり、(山口)剛さんに申し訳ないです。剛さんは最後の最後まで悩んでいたのに。

 タックルで4点を取ったあと、タックルに入られて逃げられない状態で、足がひっかかって相手に足を内側に引っ張られた。その時に音がしました。セイフティーリードを奪った時、日本での試合のくせで、相手に入らせて時間を稼ぐのが出てしまった。外国人にはそういうことをしてはいけないのに、対応が甘かった。

 4月から社会人になった。会社にはお世話になっているので、結果を残す必要がある。5月末には全日本選抜選手権もあるので、そこで優勝できるようにしたい」

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 ■125kg級・田中哲矢(自衛隊)「最後、攻め切れなかった。崩していたんですが、崩した後にポイントを取ることができませんでした。もうちょい早めに攻撃を仕掛けていたら良かったのかなと思いました。1点を取られてから、後半は、場外に詰めて押し出す感じでいこうとしていたが、ここも攻め切れなかった。

 チャンスを生かせず申し訳ないです。日本に帰ってから、全日本選抜選手権がすぐあるので、そこでしっかりと優勝して東京オリンピックを目指します」


 







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