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2016.05.25

“成人式”を迎えた明治杯全日本選抜選手権…激闘を振り返る(2)/2007年~2015年

《1997年~2006年》


2007年

(6月9~10日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治乳業杯】笹本睦(男子グレコローマン60kg級=ALSOK綜合警備保障)

 前年のアジア大会(カタール)で日本男子唯一の金メダルを獲得したグレコローマン60kg級の笹本睦(ALSOK綜合警備保障)が7連覇し、5年ぶり2度目の明治乳業杯受賞。グレコローマン84kg級の松本慎吾(一宮運輸)は8連覇を達成した。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 松永共広(55kg級=ALSOK綜合警備保障)、▼男子グレコローマン 松本慎吾(84kg級=一宮運輸)


2008年

(6月25~26日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治乳業杯】湯元進一(男子フリースタイル55kg級=自衛隊)

 フリースタイル55kg級の湯元進一(自衛隊)が初優勝し、明治乳業杯を受賞。北京オリンピックの日本代表が唯一決まっていなかった同60kg級は代表選考試合となり、出場枠を取ってきた湯元健一(日体大助手)が初戦敗退。しかし、大会を優勝した高塚紀行(日大コーチ)とのプレーオフの末、代表権を獲得した。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 小幡邦彦(84kg級=ALSOK綜合警備保障)、▼男子グレコローマン 長谷川恒平(55kg級=福一漁業)


2009年

(6月20~21日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治乳業杯】長谷川恒平(男子グレコローマン55kg級=福一漁業)

 約1ヶ月前のアジア選手権(タイ)を制したグレコローマン55kg級の長谷川恒平(福一漁業)が2連覇して明治乳業杯を受賞。フリースタイル66kg級はアジア選手権3位の米満達弘(自衛隊)が初優勝した。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 米満達弘(66kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 松本隆太郎(60kg級=群馬ヤクルト販売)


2010年

(5月1~3日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治乳業杯】米満達弘(男子フリースタイル66kg級・自衛隊)

 女子も加わり3スタイルで実施。前年の世界選手権(デンマーク)で銅メダルを取った男子フリースタイル66kg級の米満達弘(自衛隊)が2連覇で明治乳業杯を受賞。前年の全日本選手権を負傷で欠場していたため、プレーオフに進み、快勝して世界選手権(ロシア)とアジア大会(中国)の代表を決めた。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 前田翔吾(60kg級=ニューギン)、▼男子グレコローマン 藤村義(66kg級=自衛隊)、▼女子 坂本日登美(48kg級=自衛隊)


2011年

(4月29~30日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治杯】60kg級の松本隆太郎(男子グレコローマン60kg級=群馬ヤクルト販売)

 社名変更によって「明治杯」へ。東日本大震災の被災者へのエールを送る大会でもあった。

 前年の世界選手権(ロシア)で銀メダルを取った男子グレコローマン60kg級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が3年連続3度目の優勝を飾り、明治杯を初受賞した。

 男子フリースタイル66kg級の米満達弘(自衛隊)ら前年のアジア大会優勝の3選手も順当勝ち。女子72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)が17度目の世界大会出場を決めた。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 米満達弘(66kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 長谷川恒平(55kg級=福一漁業)、▼女子 吉田沙保里(55kg級=ALSOK)


2012年

(6月16~17日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治杯】稲葉泰弘(男子フリースタイル55kg級=警視庁)

 2010年世界選手権(ロシア)銅メダルの稲葉泰弘(警視庁)が2連覇して明治杯を受賞。男子は6人の学生選手が優勝、女子は7階級中6階級が初優勝と、世代交代が展開された。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 池田智(60kg級=日大)、▼男子グレコローマン 尾形翼(55kg級=ALSOK)、▼女子 登坂絵莉(48kg級=至学館大)


2013年

(6月15~16日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治杯】吉田沙保里(55kg級=ALSOK)

 レスリングのオリンピックからの除外問題の真っ最中での開催。前年のロンドン・オリンピックで3連覇を達成した女子55kg級の吉田沙保里(ALSOK)が2年ぶりに勝ち、女子で初めて明治杯を受賞した。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 高谷惣亮(74kg級=ALSOK)、▼男子グレコローマン 斎川哲克(96kg級=両毛ヤクルト販売)、▼女子 伊調馨(63kg級=ALSOK)


2014年

(6月14~15日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治杯】登坂絵莉(女子48kg級=至学館大)

 前年の世界選手権(ハンガリー)で初優勝した女子48kg級の登坂絵莉(至学館大)が2連覇し、明治杯を受賞。女子55kg級の吉田沙保里、同63kg級の伊調馨(ともにALSOK)も順当勝ち。

 【優秀選手賞】▼男子フリースタイル 高塚紀行(61kg級=自衛隊)、▼男子グレコローマン 斎川哲克(98kg級=栃木・足利工高教)、▼女子 土性沙羅(69kg級=至学館大)


2015年

(6月19~21日、東京・代々木競技場第2体育館)

【明治杯】吉田沙保里(女子53kg級=ALSOK)

 女子53kg級の吉田沙保里(ALSOK)が3試合に勝って3年連続5度目の優勝を達成し、2年ぶりに明治杯を受賞。

 男子グレコローマン75kg級での金久保武大(ALSOK)と男子フリースタイル125kg級の荒木田進謙(警視庁)がともに6度目の優勝を達成した。

 【最優秀選手賞】▼男子フリースタイル 高谷惣亮(74kg級=ALSOK)、▼男子グレコローマン 田野倉翔太(59kg級=クリナップ)、▼女子 鈴木博恵(75kg級=クリナップ)








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