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2016.08.05

60kg級の乙黒拓斗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)が史上4人目の3連覇…インターハイ最終日(男子・個人戦)

 インターハイ最終日は8月5日、広島・東広島運動公園体育館で男子・個人戦の決勝までが行われ、60kg級の乙黒拓斗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)が決勝で鈴木絢大(静岡・飛龍)を下して、3階級にわたって3年連続優勝を決め、史上4人目の快挙を達成した。乙黒と同門の66kg級の梅林太朗(同)は2年連続優勝を果たし、帝京が2階級を制覇した。

 乙黒と梅林のほか、74kg級の三輪優翔(和歌山・和歌山北)、84kg級の石黒隼士(埼玉・花咲徳栄)、120kg級のプレブスレン・デレゲレバヤル(千葉・日体大柏)の5選手が、全国高校選抜大会に続いての優勝で、春夏連覇を達成した。石黒とプレブスレンは2年生で成し遂げた。

 2年生チャンピオンがそのほかにも多く生まれた。50kg級は稲葉海人(山梨・韮崎工)が決勝で1年生の森川海舟(東京・自由ヶ丘)を破って優勝。55kg級の山口海輝(千葉・日体大柏)は学校対抗戦決勝での負けを払しょくするような快勝で優勝した。

 学校対抗戦で優勝した日体大柏は、山口とプレブスレンが優勝して2階級優勝。創部2年目で大きく飛躍した。

 96kg級は久保諒汰(愛媛・八幡浜工)が優勝し、3年最後の夏をきっちり締めた。

 閉会式では、学校対抗戦や女子の表彰式も行われ、学校対抗戦のMVPにプレブスレン・デレゲレバヤルが選出され、女子の最優秀選手賞は、52kg級の奥野春菜(三重・久居)、男子は乙黒拓斗(東京・帝京)と個人戦3連覇を達成した選手が選ばれた。

 各階級の成績は下記の通り。(撮影=増渕由気子)


《一覧表・トーナメント表》

一覧表 50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

 ◎個人戦

 【50kg級】

 ▼決勝
稲葉海人(山梨・韮﨑工)○[8-6]●森川海舟(東京・自由ケ丘学園)

 ▼準決勝
森川海舟(東京・自由ケ丘学園)○[4-2]●松井稜(岐阜・中京)
稲葉海人(山梨・韮﨑工)○[Tフォール、4:36=14-4]●高山塁(鹿児島・鹿屋中央)

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 【55kg級】

 ▼決勝
山口海輝(千葉・日体大柏)○[9-2]●松尾洸希(岐阜・岐南工)

 ▼準決勝
山口海輝(千葉・日体大柏)○[5-2]●阿部敏弥(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)
松尾洸希(岐阜・岐南工)○[15-8]●金子功誠(長崎・島原)

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 【60kg級】

 ▼決勝
乙黒拓斗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)○[5-2]●鈴木絢大(静岡・飛龍)

 ▼準決勝
乙黒拓斗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)○[Tフォール、6:00=13-2]●榊大夢(鹿児島・鹿屋中央)
鈴木絢大(静岡・飛龍)○[Tフォール、4:59=10-0]●伊藤謙心(千葉・日体大柏)

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 【66kg級】

 ▼決勝
梅林太朗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)○[9-1]●志賀晃次郎(京都・京都八幡)

 ▼準決勝
梅林太朗(東京・帝京/JOCエリートアカデミー)○[6-1]●基山仁太郎(三重・いなべ総合学園)
志賀晃次郎(京都・京都八幡)○[5-3]●安楽龍馬(山梨・韮﨑工)

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 【74kg級】

 ▼決勝
三輪優翔(和歌山・和歌山北)○[Tフォール、4:24=11-0]●三木雄平(岐阜・斐太)

 ▼準決勝
三輪優翔(和歌山・和歌山北)○[3-0]●前田明都(埼玉・花咲徳栄)
三木雄平(岐阜・斐太)○[10-6]●伊藤朱里(京都・網野)

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 【84kg級】

 ▼決勝
石黒隼士(埼玉・花咲徳栄)○[11-4]●山田修太郎(秋田・秋田商)

 ▼準決勝
石黒隼士(埼玉・花咲徳栄)○[8-3]●大津拓馬(長崎・島原)
山田修太郎(秋田・秋田商)○[Tフォール、1:59=10-0]●佐々木雄大(千葉・野田中央)

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 【96kg級】

 ▼決勝
久保諒汰(愛媛・八幡浜工)○[フォール、2:33=6-4]●吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄)

 ▼準決勝
吉田ケイワン(埼玉・花咲徳栄)○[Tフォール、3:46=11-0]●三浦庶宏(東京・自由ケ丘学園)
久保諒汰(愛媛・八幡浜工)○[3-2]●中尾公亮(鹿児島・鹿屋中央)

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 【120kg級】

 ▼決勝
プレブスレン・デレゲレバヤル(千葉・日体大柏)○[4-0]●仲里優力(沖縄・北部農林)

 ▼準決勝
プレブスレン・デレゲレバヤル(千葉・日体大柏)○[Tフォール、3:47=11-0]●柳魁十(鹿児島・鹿屋中央)
仲里優力(沖縄・北部農林)○[Tフォール、4:41=16-6]●寳諸将人(岡山・おかやま山陽)


 







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