吉田沙保里(よしだ・さおり=フリー)
《JWFデータベース》 《UWWデータベース》 《国際大会成績》
【生年月日(年齢)・出身地】1982年10月5日(33歳)、三重県
【出身クラブ・出身校】三重・一志ジュニア教室。三重・一志高~中京女大(現至学館大)卒
【主な成績】2004・08・12年オリンピック優勝/世界選手権13度優勝
1973年フリースタイル57kg級全日本王者だった父・栄勝さんの指導のもと、幼少の頃からレスリングに取り組み、全国少年少女選手権では通算5度優勝。中学、高校と同世代の大会では白星街道を走った。
世界カデット選手権2連覇、世界ジュニア選手権2連覇のあと、2002年に55kg級でアジア大会と世界選手権へ出場し、ともに初優勝を飾った。その後、日本のエースとして活躍。アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権などで優勝を重ねた。
2012年にはロンドン・オリンピックで3連覇を達成し、世界選手権でも勝って通算13度目の世界一へ。アレクサンダー・カレリン(ロシア)の世界一の回数を抜いて世界最高となり、国民栄誉賞を受賞した。
リオデジャネイロ・オリンピックでは、58kg級の伊調馨とともに、すべての競技を通じて女子ではだれも達成したことのない4大会連続優勝を目指す。