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2017.02.19

多賀恒雄会長が再任、リーグ戦の改編に言及…東日本学生連盟・理事会定期総会

 東日本学生連盟は2月18日、都内で理事会定期総会を開催し、任期満了を迎えた多賀恒雄会長(明大教)の再任を満場一致で決めた。2013年から3期目を迎える。理事長以下の役員は、多賀会長が次回の理事会までに指名する。

 多賀会長は東日本学生リーグ戦の改編に言及。今年5月のリーグ戦は現行通りで行うが、二部リーグの大学が少なくなっているため、2018年大会から何らかの改革をしたい意向を示した。

 私案として、現在の一部16大学のいくつかの大学を二部に編入する案を挙げ、次回以降の理事会で多くの意見を求め、検討していくこととした。昨年のリーグ戦は、一部16大学、二部5大学で実施された。

 今年のリーグ戦は5月17日(水)~19日(金)に行われ、16日(火)が計量日。アジア選手権(インド・ニューデリー)が同10日(水)~14日(日)に予定されており、16日がフリースタイル代表選手の帰国日となる予定。

 日本協会・強化委員会から、アジア選手権の代表選手がリーグ戦に出場できるよう配慮を求められており、検討した。その結果、アジア選手権の代表選手に限り、第1日から出場する場合は17日(水)に早朝計量を実施。第2日以降に出場する場合は17日に計量、最終日に出場する場合は18日に計量を実施することを決めた。

新人選手権が年2度あるのに対し、団体戦のレギュラーでない3・4年生選手が出場できる大会が少ないとして、昨年12月に3・4年生選手を対象にスタートした「東日本学生選手権」を、2017年度は春季、秋季の2度行うことも決めた。

 春季は全日本学生選手権の予選大会として実施される。多賀会長は、出場選手のモチベーションを上げるため、「全日本選手権の出場資格をもらえるよう、日本協会と交渉していきたい」と話した。

 そのほか、2010年を最後に実施されなくなった全日本学生王座決定戦の復活を望む声や、3人制でもいいから女子の団体戦実施の声があがった。前者は全日本学生連盟にあげ、西日本学生連盟の意見を聞いてもらって検討を求めることとし、後者は今後の検討課題とした。

 総会のあとは、学生委員の送別会が行われ、村上悠仁委員長(国士舘大)ら大会運営を支えた4年生の労をねぎらった。来年度の委員長は、矢野口力選手(大東大)が務める。


 ■3期目を迎える多賀恒雄会長の話「これまで通り、学生レスリングと連盟の発展に尽力していきたい。リーグ戦で、二部リーグの大学数が少なくなっていることは残念。部員数は少なくとも、大会に出られるよう各大学に頑張ってもらいたい。一部と二部の改編は、反対があってもやらなければならない状況だ。本音としては、(各大学の)推薦枠の問題もあるし、一部のチーム数を減らしたくはないが、このままの状態ではいけない。強化と普及のバランスを考えて実行したい。(任期の)2年間、全力を尽くしたい」


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卒業する学生委員

村上悠仁委員長(左)から矢野口力委員長にバトンタッチ


 







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