柔道の全日本女子チームが4月10日(月)~12日(水)、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(トレセン)で行われるレスリングの全日本女子合宿に参加することになった。10日は報道陣に公開される予定。
今年1月、柔道の増地克之監督が、昨年のリオデジャネイロ・オリンピックでレスリングが逆転勝ちの連続で金メダルを量産したことにふれ、「最後まであきらめない姿勢を学びたい」として提唱。合同練習の申し入れがあり、女子強化委員会が受け入れた。
女子の柔道とレスリングの全日本チームが合同で練習するのは、ロンドン・オリンピックを控えた2012年1月1日の正月合宿以来。この時は柔道選手が味の素トレセンのレスリング場を訪れ、レスリング独特のマットワークやブリッジワークなどを学んだ(男子はレスリング側が柔道場で柔道練習)。
今回は3日間の練習で、前回以上の本格的なレスリング練習が予想される。