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2017.03.13

男子グレコローマンの全日本チームがハンガリー遠征に出発


 ハンガリーで合宿し、大会に出場する男子グレコローマンの全日本チームが3月12日、羽田空港から出発した。クロアチアへ遠征していたチームと合流し、欧州各国が参加する合宿をこなしたあと、25日(土)~26日(日)にソンバトヘイで行われる「ハンガリー・オープン」に参加する。

 チームを率いる鶴巻宰コーチ(自衛隊)は、自身が選手の時にもハンガリーでの合宿は何度も参加している。欧州の強豪との練習は「課題が見つかり、いい経験になる。積極的に練習に取り組んでほしい」と要望する。

 この日、クロアチアで行われた「ザグレブ・オープン」で59kg級の河名真寿斗(専大)が優勝したニュースが入ったが、同コーチは「今の日本の軽量級は国際大会で優勝を狙える実力がある」と断言。ハンガリー・グランプリでの好成績を期待するとともに、「中重量級の選手も勝つ可能性のある選手はいる。合宿で積み重ねたものを出させたい」と話した。

 全日本の遠征では、現地で合宿をこなしてから大会に出場する日程は珍しくはないが、今回参加する選手の中には、そうしたスケジュールは初めての選手もいる。合宿での力の入れ方も難しいが、同コーチは「けがをしないように注意することは必要だけど、それを意識してしまい、ちぢこまってしまっては遠征の意味がない。怖がらずにしっかりやらせる。大会は2kgオーバー計量なので、体重調整も直前まで考えなくていい」と、まず合宿に全力を尽くさせる。

 リオデジャネイロオリンピック66kg級5位で、今は71kg級の井上智裕(三恵海運)は、オリンピック後の初の国際大会となる。「(けがで)全日本選手権は出ていないので、本当は参加する資格はない。強化委員長の推薦で参加することになり感謝している。期待にこたえたい」と、新たなスタートの抱負。

 ハンガリーでの合宿に参加するのは4回目。この階級での参加は初めてになるが、「選手が大きく変わるわけではないので、その点は問題ない」とのことだが、気になるのはパーテール・ポジションの選択のなくなった新ルール。全日本選手権に出場していないので、まだ経験したことがない。「どんな試合の展開になりますかね」と、オリンピックへ向かう時とは違った意味の挑戦者の心境のようだ。

 4月から新しい職場に移り、東京オリンピックまで目指せる環境を得た。「モチベーションは上がっています。いつのまにか(チームの)最年長になりました。自覚をもってやりたい」と気合を入れた。

■キャリア1年半で全日本遠征参加の鶴田峻大(自衛隊)

 80kg級全日本2位の鶴田峻大(自衛隊)は初の海外遠征。「自分の力がどのくらい通用するのか、チャレンジャーとして挑みたい。外国選手はパワーがあって豪快な技をかけてくる、というイメージがある。びびらず、自分の持ち味を出してやりたい」と気合を入れる。

 全日本選手権は決勝で前田祐也(鳥取県立武道館)に敗れたものの、その約2ヶ月前の全国社会人オープン選手権では前田を破っており、キャリア1年半で日本一に近い場所まで来た。しかし、「まだ、それだけ強いという自信はない。外国選手と数多く練習し、いろんなものを吸収したい」と話した。

 75kg級全日本3位の林雷(日体大)は初の全日本遠征参加。「不安と緊張はありますが、自分の力が海外でどれだけ通用するかを試す挑戦、という気持ちもあり、楽しみな部分もあります。海外の選手から多くを吸収して、少しでも上のランクに行きたい」と話した。

 国際大会としては世界カデット選手権とアジア・ジュニア選手権に出場した経験があるが、シニアの大会は初めて。「けがには気をつけたいが、怖いという気持ちはない。(全日本3位にもかかわらず)抜てきされたことで、モチベーションは上がっています」と表情を引き締めた。

 遠征選手は下記の通り。


 【コーチ】鶴巻宰(自衛隊)

 【選手】
▼66kg級 高橋昭五(日体大)
▼71kg級 山本貴裕(日体大)
▼71kg級 井上智裕(三恵海運)
▼75kg級 屋比久翔平(日体大)
▼75kg級 林  雷(日体大)
▼80kg級 鶴田峻大(自衛隊)


 

 







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