日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2017.04.26

ロシア・サハ共和国から9選手が参加…男子フリースタイルの全日本合宿スタート

(文・撮影=保高幸子)

 5月10日(水)~14日(日)にインド・ニューデリーで行われるアジア選手権と、5月17日(水)に米国・ニューヨークで行われる日米対抗戦「Beat the Streets」に向けた男子フリースタイルの全日本合宿が25日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった。

 2大会の日本代表に加え、ロシアのサハ共和国から、昨年のロシア選手権61kg級で優勝したイゴール・パナマリョフ、同級2位のヴィクトル・ラサディン、57kg級3位のアリヤン・ティウトリン、2016年ヤリギン国際61kg級優勝のニュルグン・スクリャビンら軽量級を中心に9選手が参加した。

 サハ共和国スポーツ省の格闘技部門を統括するレオニド・スピリドノフ氏は「日本は軽量級に世界上位の選手を抱えているし、6月中旬にロシア選手権が行われるため、私たちはそれに向けての強化のために来日した。ロシア選手権でメダル獲得を目指すトップ選手を連れてきた」という。

 合宿の開始では赤石光生・強化本部長補佐が「大会に向けて外国選手との練習で吸収し自分のものにできるよう頑張ってほしい」と、西口茂樹・同副本部長も「いい練習相手がいるのだから積極的にいってほしい」と激励。この日はスパーリングを中心にマット練習で汗を流した。

 男子フリースタイルの井上謙二強化委員長(自衛隊)は「今回は大会に向けて実戦中心のメニューを組んだ。また、ルールに変更があったので、合宿中に斎藤修審判委員長に来てもらい、説明を受ける予定もある。しっかり確認してほしい」と、目的を明確に持つよう指導。

 大会直前の合宿でのロシア選手との合宿については、「ロシアでの大会を見ていると、日本の選手にはない技や粘りがあると感じる。聞くより、見るより、体感してほしい。それが日本でできるのだから、どの選手も積極的に当たってほしい。アジア選手権が近いので、コーチは選手の状態を把握し、この合宿をけがなく乗り切って、いいコンディションづくりができるようにしたい」と、話した。

 合宿は30日まで行われ、27日にはロシア・チームとの練習試合が予定されている。


※スマホの機種によっては右側が切れます

強化スタッフの激励

57kg級・高橋侑希(ALSOK)とアリヤン・ティウトリン(2016年ロシア選手権57kg3位)

65kg級・鴨居正和(自衛隊)とイゴール・パナマリョフ(2016年ロシア選手権61kg級1位)

57kg級・中村倫也(博報堂スポーツ)とヴィアチェスラフ・エフレモフ(2016ロシア選手権61kg級3位)


 







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に