日本レスリング協会公式サイト
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2017.04.30

男子グレコローマンの全日本チームが合宿スタート

 アジア選手権(5月10~14日、インド)の日本代表を含めた男子グレコローマンの全日本チームが4月29日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿をスタートした。

 今月中旬、日体大で多くの学生選手も混じってハードな練習をしているだけに、代表選手の仕上がり具合はよさそう。西口茂樹・強化副本部長は「どの選手も仕上がり具合はいい。積極的にポイントを取るレスリングをやって、大会前最後の強化をぬかりなくやってほしい」と話した。

 重量級は、この3月に山梨学院大を卒業したオレッグ・ボルチン(ブシロード=カザフスタン)と4月から留学生として同大学に加わったバグダオレット・アルメンタイ(カザフスタン=2015年世界ジュニア選手権フリースタイル97kg級3位、2016年アジア選手権3位)が参加。慣れないグレコローマンだが、日本選手のパワー対策に貢献してくれた。

 ボルチンは日本でもかなりグレコローマンをやっているが、アルメンタイはほとんど経験がない。それでも「パワーはすごい」(98kg級の奈良勇太=日体大)と、日本選手は貴重な経験を積むことができた。西口副本部長は「スタイルの垣根を超えて強化に協力してくれた高田先生(裕司=日本協会専務理事)に感謝したい」と話した。

 アジア選手権59kg級代表の文田健一郎(日体大)は「前回の合宿から追い込みをかけていた。まだ追い込む時期。ハードな練習で自信をつけて臨みたい」と今回の合宿のテーマ話した。国際大会は数多く出場しているが、日本代表としてアジア選手権のようなシニアの主要大会に臨むのは初めて。「(主要大会に)帯同したことはあるので雰囲気は分かっている。気負わず、いつもの力を出せるようにしたい」と言う。

 昨年夏の「ピトラシンスキ国際大会」(ポーランド)以来、国際大会は優勝、優勝、2位、優勝ときている。今回の目標が「優勝」であることは言うまでもない。「日本の59kg級は世界で通用する階級だと思っている。優勝が義務だと思う。強さをしっかり見せたい」と力強く宣言した。

 気になるのがインドという地。5月中旬は気温が40度近くにまで上がるという情報もあり、水や食べ物などの環境もいいところではない。過去、下痢などで力を出せなかった選手は少なくない。それでも「どこでやっても力を出せるのも強さのうち。コンディションづくりも含めてしっかりやって、多くを経験したい」と話した。

 合宿は6日まで行われ、7日に成田空港からインドへ向かう。


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太田忍(左=ALSOK)と文田健一郎(日体大)の壮絶スパーリング

“警視庁カット”(?)の2選手がグラウンド練習。66kg級の下山田培(左)と高橋昭五(ともに警視庁警察学校)


 







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