日本レスリング協会公式サイト
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2017.06.19

【2017年全日本選抜選手権/最終日・特集】勝者の声(3スタイル)

(文=増渕由気子、布施鋼治、渋谷淳、岡野希春)


 ■男子フリースタイル61㎏級・中村倫也(博報堂DYスポーツ=優勝しプレーオフでも勝利)「プレーオフは最初に取られて追う展開になったけど、心は冷静だった。取り返せると信じて頑張りました。(樋口とは昨年のオリンピック前のリーグ戦で勝利を収めているが)あれはチームでつかんだ勝利。10回以上闘っているけど、個人戦での勝利は7年ぶりくらい。ひとつ自分の壁は乗り越えられたかなと思います。この勢いで世界選手権でもメダルを獲りたい。(肩のけがで戦列を離れ)けが中にしかできない練習を必死にやってきた。その成果が今日出たのだと思います」


 ■男子フリースタイル70㎏級・藤波勇飛(山梨学院大=優勝しプレーオフでも勝利)「今まで応援してくれた人に残念な思いをさせていたので、今回優勝できて、少し恩返しができたかなと思います。プレーオフはちょっと動きが止まってしまったところがあった。このままだと世界では勝てない。自分が勝っている状況でも攻めることを考えてやっていきたい。(準決勝、決勝、プレーオフと強敵との対戦が続いたことについて)特に厳しいことはなかった。世界選手権になったらもっと厳しい相手と闘わなければならない。日本のレベルでギャーギャー言っていたら、世界では全く勝てない。シニアの世界選手権に出るのは初めてですけど、初出場初優勝はカッコいいと思うので、それを狙っています」


 ■男子グレコローマン59kg級・文田健一郎(日体大)「太田選手には2月にキューバでの大会の決勝で負けて悔しかった。アジア選手権で優勝できたけど、満足できる内容ではなかったので、この大会に向けて全力で調整をした。(リードされてラスト1分を迎え)あまり怖さはなくて、焦って取りに行くことはありませんでした。その落ち着きが結果につながったんだと思います。世界選手権などの大きな大会にはパートナーとしてついていったことがあって、その度にイメージトレーニングはしてきた。サポートメンバーだから悔しさがあったけど、この舞台でメダルを獲らなくてはいけないと思った。キューバの選手が強いけど、その選手と当たるところまで行って、今の実力を試したい」


 ■男子グレコローマン85㎏級・松本篤史(警視庁=本戦は準決勝で敗れるものの、プレーオフで勝利)「内容にはまったく満足していません。プレーオフは、塩川選手が決勝直後で疲れていた中での勝利でした。『うれしい』という言葉は出ないですけど、新たなスタートが切れてホッとしています。(アジア選手権で2位になって)自分の力が少しは通用することが分かって、決勝のイランの選手にも互角以上の勝負ができたと思っています。負けは負けですけど、ここまでできたということを自信にしたい。世界選手権では1試合1試合を全力で闘って、その結果がメダルだったらいいと思います」


 ■女子48kg級・須崎優衣(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高=世界選手権初出場が濃厚へ)「今大会は絶対に優勝して、絶対に世界選手権に出たかった。アカデミー生のうちに世界選手権に出たかったので、よかったです。決勝の前は勇気を持って攻めようと思ったけど、勝つことにこだわってしまい攻め切れないところもあった。これからもっと練習して攻め切れるようにしたい。アカデミー生である(卓球世界選手権代表の)平野美宇ちゃん、張本智和君が頑張っていたので、自分も負けずに金メダルを獲れるようにもっともっと練習していきたい。8月の世界選手権で世界一になって、2020年の東京オリンピック金メダルにつなげていきたいです」


 ■女子60kg級・川井梨紗子(ジャパンビバレッジ=卒業後の初の国内大会で快勝)「社会人の最初の大会で優勝できてよかったです。(開始早々4点を取られる場面があったが)タックル以外での崩しをする闘い方を優先しており、相手の動きを見ずに先走ってしまいました。やり慣れている選手なので冷静に取り返すことが出来ました。これが初めての選手だったら勝てたかどうかは分かりません。世界選手権はこのままで優勝できるとは思っていないので、1から優勝を目指します」


 ■女子69㎏級・土性沙羅(東新住建=卒業後の初の国内大会で快勝)「アジア選手権では結構タックルを取られてしまった。今回も何回か取られたけど、自分からタックルにいって点数をとれたのがよかった。(準決勝で闘った飯島千晶に苦戦したことについて)67㎏級時代には結構闘っていた選手で、やりにくかった。(社会人になってから初めての国内大会で)入れていただいたので結果を出すことが重要だと思いました。オリンピックチャンピオンだけど、世界選手権に出てくる選手は強い選手ばかりなので、チャレンジャーのつもりで頑張る。アジア選手権で苦戦を強いられた中国代表にも、世界選手権ではしっかり勝ちたい」


 







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