台湾・台中で行われたアジア・ジュニア選手権に出場した女子チームが6月18日、成田空港着の日本航空で帰国した。
女子として大会史上初めて金メダルなしに終わったものの、通常は日本の2番手が出場するところを、明治杯全日本選抜選手権がある関係で半数以上が3、4番手選手の派遣だった状況を差し引いて考えるべきだろう。
嘉戸洋監督(環太平洋大)は「優勝なしに終わったことは残念だが、決勝に4選手が進み、いずれも接戦だった。3、4番手中心のチームでここまでできたと考えたい」と話し、4選手の決勝進出を評価した。
体調不良で体重が落ちず、棄権した選手がいたことは反省材料だが、「本人が一番責任を痛感している。この失敗を糧に、今後の飛躍に生かしてほしい」と話した。