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2017.07.16

文田健一郎(日体大)、泉武志(一宮グループ)、屋比久翔平(ALSOK)が優勝…スペイン・グランプリ

 欧州遠征中の男子グレコローマン全日本チームが参加した「スペイン・グランプリ」第1日は7月15日、スペイン・マドリッドで男子グレコローマン全階級が行われ、59kg級の文田健一郎(日体大)、71kg級の泉武志(一宮グループ)、75kg級の屋比久翔平(ALSOK)の3選手が優勝した。

 他に、75kg級の阪部創(自衛隊)、85kg級の塩川貫太(日体大)、130kg級の 園田新(ALSOK)が2位、59kg級の太田忍(ALSOK)と80kg級の前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高)が3位に入賞した。

 文田は1回戦でフランスの選手を破ったあと、準決勝で太田忍(ALSOK)をテクニカルフォールで撃破し、この遠征の最初に行われたピトラシンスキ国際大会(ポーランド)でのリベンジを果たした。決勝で2014年世界ジュニア選手権60kg級3位のヤシン・オザイ(フランス)にフォール勝ちした。昨年6月のピトラシンスキ国際大会から国際大会7大会連続のメダル獲得となり、うち5大会が金メダル。

 泉は2回戦で欧州選手権5位のフランス選手を破るなどして3試合を勝ち抜き、決勝で昨年の世界大学選手権5位のアレクセイ・カリニチェンコ(ウクライナ)を破った。今年5月のアジア選手権(インド)以来、3度目の国際大会優勝。

 屋比久は1、2回戦を勝ったあと、準決勝で今年の欧州選手権優勝のバルシャム・ボラニャン(アルメニア)を3-1で破った。決勝は阪部創(自衛隊)との日本人対決となり、3-2で勝った。2014年11月のブラジルカップ以来、国際大会としては9大会ぶり2度目の優勝。今年は1月のデーブ・シュルツ国際大会(米国)80kg級での銅メダル獲得に続くメダル獲得となった。

 3階級を制した日本は、国別対抗得点でもフランスに差をつけ、優勝した。

 各階級の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】文田健一郎(日体大)   優勝=8選手出場  
決  勝 ○[フォール、10-0]Ozay, Yasin(フランス)
準決勝 ○[Tフォール、11-1]太田忍(ALSOK)
1回戦  ○[8-2]Tudezca, Leo(フランス)

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 【59kg級】太田忍(ALSOK)   3位=8選手出場
3決戦  ○[フォール、2-0]Tudezca, Leo(フランス)
準決勝 ●[Tフォール、1-11]文田健一郎(日体大)
1回戦  ○[Tフォール、8-0]Daniel Bobillo(スペイン)

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 【66kg級】川瀬克祥(シリウス)   5位=6選手出場
3決戦  ●[不戦敗]Clement, Stephan(フランス)
準決勝 ●[フォール、0-4]Mamutov, Fevzi(ウクライナ)
1回戦  ○[Tフォール、8-0]Novak, Michal(チェコ)

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 【71kg級】泉武志(一宮グループ)   優勝=13選手出場
決  勝 ○[2-1]Kalinichenko, Aleksey(ウクライナ)
準決勝 ○[3-1]Kerchiyev, Khalid(スウェーデン)
2回戦  ○[1-1]Nikoghosyan, Evrik(フランス)
1回戦  ○[Tフォール、9-0]Puffer, Benedikt(オーストリア)

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 【75kg級】屋比久翔平(ALSOK)   優勝=14選手出場
決  勝 ○[3-2]阪部創(自衛隊)
準決勝 ○[3-1]Boranyan, Varsham(アルメニア)
2回戦  ○[Tフォール、10-0]Tarpley, Nick(米国)
1回戦  ○[フォール、10-2]Gasca, Guillermo(スペイン)

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 【75kg級】阪部創(自衛隊)   2位=14選手出場
決  勝 ●[2-3]屋比久翔平(ALSOK)
準決勝 ○[Tフォール、9-1]Marchl, Florian(オーストリア)
2回戦  ○[不戦勝]Isberg, Lars Andre(スウェーデン)
1回戦  ○[5-1]Varga, Oldrich(チェコ)

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 【80kg級】前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高)   3位=4選手出場
リーグ3回戦 ●[Tフォール、0-9]Wagner, Michael(オーストリア)
リーグ2回戦 ○[フォール、5-1]Ait Ouagram, Zied(モロッコ)
リーグ1回戦 ●[1-2]Gharbi, Anis(フランス)

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 【85kg級】塩川貫太(日体大)   2位=3選手出場
リーグ3回戦  BYE
リーグ2回戦 ○[3-2]Gasca Fresnada, Jesus(スペイン)
リーグ1回戦 ●[1-2]Sandahl, Emil(スウェーデン)

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 【98kg級】奈良勇太(日体大)   4位4選手出場
リーグ3回戦 ●[0-2]Noumonvi, Melonin(フランス)
リーグ2回戦 ●[フォール、0-5]Omarov, Artur(チェコ)
リーグ1回戦 ●[Tフォール、0-9]Setaghyan Rehanyan, Narek(スペイン)

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 【130kg級】 園田新(ALSOK)   2位=6選手出場
決  勝 ●[Tフォール、0-8]Acosta Fernandez, Yasmani(チリ)
準決勝 ○[4-1]Nikolaos, Leon(ギリシャ)
1回戦   BYE

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 《国別対抗得点》

[1]日本 69点、[2]フランス 47点、[3]スペイン 42点、[4]チェコ 35点、[5]スウェーデン 21点、[6]ウクライナ 19点


 

 







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