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2017.08.02

世界ジュニア選手権(フィンランド)出場の男子グレコローマン・チームが出発

 フィンランド・タンペレで始まった世界ジュニア選手権に出場する男子グレコローマン・チームが8月1日、成田空港発の日本航空で出発した。男子グレコローマンは5~6日に行われる。

 昨年は男子グレコローマンで銀メダル1個を獲得している。飯室雅規監督(自衛隊)は「今年はそれ以上が目標。1人でも多く入賞させたい」と話した。6月のアジア・ジュニア選手権(台湾)で計量失格があり、強化スタッフでミーティングをするなど気を引き締めた直後だけに、「選手の体調の把握には十分に気をつけてきた」と言う。全強化委員を集めての緊急ミーティング(7月20日)はスタッフに自覚をうながすのに十分だったようだ。

 同監督は、これまでアジア・ジュニア選手権の引率は多かったが、世界ジュニア選手権は初の参加となる。「世界のレベルを自分の目でしっかり見てきたい。外国選手は後半ばてると思うので、最初からとばし、スタミナでまさる闘いをさせたい」と話した。

 昨年に続く参加となる長谷川恒平コーチ(青山学院大職)は「去年は銀メダル1個。去年よりレベルは上がっていると思うけど、銀1個を上回る成績を目指す。世界の壁を感じるだろうが、ひるむのではなく、あくまでも勝利を目指してほしい」と注文。

 シニアでは、太田忍(ALSOK)や文田健一郎(日体大)の活躍で、日本の軽量級が世界のトップレベルであることが証明されている。「ジュニアもトップレベルにあるはずだし、それを証明してほしい」と望んだ、

 藤井達哉主将は「去年も出ているけど、初戦で負けてしまった。今年は、まず1勝を目標にし、そこから勝ち続けたい。自分の力を出し切らず終わった去年の二の舞にはなりたくない」と話す。外国選手はスタミナがないことを肌で感じており、「相手の技術につきあわず、体力(スタミナ)で勝負」とのこと。

 主将としては「自分が頑張り、各自がやることをやればチームはまとまる。自分が頑張ることが必要」と話した。

 高校生として唯一参加する清水賢亮(北海道・帯広北高)は「強い選手に囲まれ、緊張しています」と第一声。インターハイ出場を勧める声もあった中、世界への挑戦を選んだ。昨年の世界カデット選手権は5位だっただけに、世界で自分の力を試したいという気持ちがまさったようだ。

 それだけに、最低の目標はメダル。「まず体力を落とさずに減量をし、試合ではいつも通りの動きをしたい。そうすればメダルを手にできると思う」と話した。


 《大会日程》
8月1日(火) 男子フリースタイル50・60・74・96kg級
   2日(水) 男子フリースタイル55・66・84・120kg級
   3日(木) 女子44・51・59・67kg級
   4日(金) 女子48・55・63・72kg級
   5日(土) 男子グレコローマン50・60・74・96kg級
   6日(日) 男子グレコローマン55・66・84・120kg級


 ◎男子グレコローマン選手団

 【監督】飯室雅規(自衛隊)、【コーチ】長谷川恒平(青山学院大)

 【選手】
▼50kg級 清水賢亮(北海道・帯広北高)
▼55kg級 髙橋三四郎(山梨学院大)
▼60kg級 成國大志(青山学院大)
▼66kg級 宇井大和(早大)
▼74kg級 大賀  遥(神奈川大)
▼84kg級 藤井達哉(青山学院大)
▼96kg級 二ノ宮寛斗(明大)
▼120kg級 庄司  樹(専大)


 







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