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2017.08.27

【2017年世界選手権・特集】海外ではまだ“65kg級の選手”ではなかった…男子フリースタイル65kg級・鴨居正和(自衛隊)


初戦敗退で65kg級での力不足を痛感した鴨居正和(自衛隊)

 【パリ(フランス)、文=増渕由気子】2年前の3位決定戦に進出しての5位から一転、今年は18位と惨敗。世界選手権の男子フリースタイル65kg級に出場した鴨居正和(自衛隊)は、「情けない試合をしました。日本チームがワールドカップに行けるように(国別対抗得点8位以内)チーム全体で頑張ったのに、足を引っ張った」と終始反省の言葉を連ねた。

 攻撃力が課題だった鴨居は、初戦のキム・ククグワン(北朝鮮)との試合で「国内のように、最後の最後に獲りに行くのではなく、最初から獲りに行ったのが裏目に出た」と振り返る。

 第1ピリオドの序盤、果敢にタックルを繰り出すが、カウンターでバックポイントを許してしまう。攻めたことによる失点でリズムを崩し、試合終盤になるまで得点できず、相手の流れのまま試合終了となってしまった。

 「階級を上げてから、海外では崩せていないかなって思う。(金メダルを獲った)高橋君の試合を見て崩しが違うと感じた。崩してから攻めるレスリングをしていかないと、海外では勝てないと思った」

初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった

 2年前は非オリンピック階級の61kg級で出場して5位と飛躍。リオデジャネイロ・オリンピックを目指して階級を上げ、国内では65kg級としてすっかり定着した。しかし、海外では体も小さく、技の精度も65kg級になり切れていなかったことを痛感した。「体作りが甘かった。世界レベルではまだ61kg級の体だった。日本に戻ったら、組み手とタックルと基本に戻って繰り返しやっていきたい」と、やり直しを誓った。

 2年前に引き続き、高校時代の恩師、沖山功氏が審判員として現地で活躍。鴨居の試合も見守った。沖山氏は「体が65kg級の中では小さかった。攻撃に関しては、(金メダリスト同士の対決となった)フリースタイル97kg級の決勝のように、取られたら取り返せばいいだけなのに」とアドバイスを口にした。

 新階級区分は当初、65kg級がオリンピック階級から除外されると話題になったが、この大会期間中、オリンピックの階級として残ることが決定した。鴨居は「僕は終わりが見えている選手。あと2、3年、悔いが残らないようにしていきたい。12月の天皇杯(全日本選手権)に出て、また世界選手権へのチャンスをつかみたいです」。真の65kg級となれるように精進するのみだ。


 







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