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2017.09.05

伊調馨選手(ALSOK)が女子選手指導でイランへ向けて出発


イランへ向けて出発した伊調馨選手(ALSOK)

 オリンピック4連覇達成の伊調馨選手(ALSOK)が9月4日深夜(5日未明)、羽田空港発の航空機でイラン・テヘランへ向けて出発した。イラン協会からの要請によるもので、独特のシングレットに身を包んだ同国女子選手への指導が予定されている。

 宗教の戒律によって人前で肌を露出することが禁じられ、長らく女性がレスリングをすることのなかったイランだが、最近、道着に身を包んだベルト・レスリングやグラップリングに取組む女子選手が誕生。スピードスケートのユニホームのように全身を覆うシングレットを着用してのオリンピック・レスリングの芽も出てきている。

 伊調選手は最初にイランから指導の要請があった時、レスリング王国イランに関心があったこともあり、前向きな気持ちだったというが、同国での生活や言葉などを考えて、二の足を踏んでいた。

 レスリングのみならずペルシャ語にある程度精通しているマネジャー的な同伴者を見つけたことで受諾し、実現した。「レスリングで生きてきた人間として、イランは行かなければならない国。世界で初めての女性になるんじゃないんですか、イランに指導で入るのは」と言う。

 ほぼ初心者のレベルの選手を相手に、3日間ずつ3ヶ所で指導を要請されているという。これまでカナダへの留学経験はあるが、指導を目的に外国へ行くのは初めて。どんなレベルか皆目見当がつかず、「そのあたりは不安です。3日間で何を教えればいいのか…、実際に見てから決めます」という。

 言葉の問題もあり、専門用語の分る通訳がいなければ「身振り、手振りで教えることになるでしょう」と言う。練習場に男子が一人でもいたら肌の露出は認められないため、自身も特別なユニホームを着用しなければならないことが予想される。「どんなふうになるんですかね」と苦笑い。

 現在はマットを離れ、レスリングを外側から見てる状況だけに、イランの男子レスリングにも興味津々。「機会があれば練習を見たい、と伝えています。ラヒミ(ハッサン=リオデジャネイロ・オリンピック・フリースタイル57kg級3位)、ヤズダニ(ハッサン=同74kg級優勝で先月の世界選手権86kg級優勝)…。ぜひ会ってみたい」と、目を輝かせて税関へ向かった。


 







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