日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2017.09.17

レスリングは8件で、競技別では“ワースト3”…2008・12年のドーピング違反再検査

 国際オリンピック委員会(IOC)は9月15日、ペルー・リマで行われた総会で、2008年北京オリンピックと2012年ロンドン・オリンピックのドーピング再検査の結果を発表。レスリングは8件の違反が摘発され、重量挙げ(49件)、陸上(46件)に次いで3番目に多い競技だった。

 再検査は37ヶ国・地域1100選手の検体を再検査し、16ヶ国・地域106件の違反があった。

 競技別では、前述の重量挙げ、陸上、レスリングのほかは、ボクシング、自転車、近代五種が各1件。出場選手の割合からして重量挙げは突出しており、オリンピックからの除外の危機を迎えている。レスリングの「8件」も、オリンピック競技としての存続の面からして大きなマイナス要因となろう。

 国別ではロシアの37件が最高で、以下、ベラルーシ(16件)、カザフスタン(12件)、ウクライナ(11件)、アゼルバイジャン(6件)と続いた。日本はなかった。

2008年北京オリンピック・ドーピング違反発覚選手

選手名 国 名 階 級・当初順位
 ソスラン・ティギエフ  ウズベキスタン 男子フリースタイル74kg級2位
 タイムラズ・ティギエフ カザフスタン 男子フリースタイル96kg級2位
ワシル・フェドルイシン ウクライナ 男子フリースタイル69kg級2位
アルトゥール・タイマゾフ ウズベキスタン 男子フリースタイル120kg級
 ビタリー・ラヒモフ  アゼルバイジャン 男子グレコローマン84kg級2位
 アセット・マムベトフ カザフスタン 男子グレコローマン83kg級3位
 ハサン・バロエフ ロシア 男子グレコローマン120kg級2位

2012年ロンドン・オリンピック・ドーピング違反発覚選手

選手名 国 名 階 級・当初順位
ベシク・クドホフ ロシア 男子フリースタイル60kg級2位

※交通事故にて死亡のため、メダルの剥奪はなし







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に