32ヶ国・地域がエントリー、中国女子は世界選手権以上のメンバー…9・24～26アジア・インドア＆マーシャルアーツ大会（トルクメニスタン）
中国女子の強さを見せるか、元世界2位の周風
9月17日（日）にトルクメニスタン・アシガバットで開幕した第5回「アジア・インドア（室内）＆マーシャルアーツ（格闘技）・ゲームズ」のレスリング競技（24～26日、男子各8階級・女子6階級）のエントリー状況が判明。レスリングには、オセアニア地域を含めて32ヶ国・地域がエントリーしていることが分かった。強豪国でエントリーしていないのは韓国と北朝鮮くらいで、モンゴルも男子フリースタイルに2選手のみのエントリー。
中央アジアでの開催のためか、中央アジアはかなりのメンバーをそろえている。ウズベキスタンは男子フリースタイル70kg級に2015年世界選手権（米国）65kg級2位で昨年のリオデジャネイロ・オリンピック同級3位、今年5月のアジア選手権（インド）70kg級2位のイクチヨール・ナブルゾフらが出場。
カザフスタンは女子69kg級にリオデジャネイロ・オリンピック3位のエルミラ・シジコワ、男子グレコローマン130kg級に2014年アジア大会（韓国）優勝のヌルマカン・ティナリエフらがエントリーし、キルギスは女子58kg級に5月のアジア選手権（インド）優勝で8月の世界選手権3位のアイスル・チニベコワらが出場する。
中国は女子で先月の世界選手権（フランス）以上と思えるメンバーが顔をそろえている。48kg級にリオデジャネイロ・オリンピック3位のスン・ヤナン（孫楠亜）、60kg級に昨年の世界選手権（ハンガリー）を制したペイ・シングル、69kg級に2015年世界選手権（米国）で土性沙羅を破って2位に入ったゾン・フェン（周風）、75kg級に5月のアジア選手権（インド）優勝で先月の世界選手権（フランス）5位のパリハら。
イランは若手中心と思えるメンバーだが、インドは男子フリースタイル57kg級に2016年アジア選手権（タイ）優勝者のトマール・サンディープら男女ともオリンピック選手の出場がある。バーレーンからは、元ロシアの世界選手権代表でリオデジャネイロ・オリンピックに出場したアダム・バティロフが男子フリースタイル70kg級にエントリーしている。
日本はオリンピック階級のみの出場で、21日（木）夜に羽田空港から出発（出場選手記事）。24日（日）と25日（月）が男子フリースタイルと女子、26日（火）が男子フリースタイル。
レスリング・エントリー国・地域
（ABC順）
アフガニスタン
アメリカンサモア
オーストラリア
バーレーン
バングラデシュ
中国
グアム
インド
インドネシア
イラン
イラク
日本
ヨルダン
カザフスタン
キルギス
レバノン
ミクロネシア
モンゴル
ナウル
パキスタン
パラオ
パレスチナ
フィリピン
シンガポール
スリランカ
シリア
タヒチ
台湾
タジキスタン
トルクメニスタン
ウズベキスタン
ベトナム
