日本レスリング協会公式サイト
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2017.10.02

10.7~10愛顔(えがお)つなぐえひめ国体/成年フリースタイル・展望

《大会日程》
10月7日(土)・8日(日) 男子フリースタイル(成年・少年)/女子
     9日(祝)・10日(火) 男子グレコローマン(成年・少年)

《大会要項》 / 《競技日程》 

成年フリースタイル

《組み合わせ》

成年フリースタイル 57kg 61kg 65kg 74kg 86kg 97kg 125kg

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷による欠場や戦力ダウンは勘案しておりません。

 【57kg級】

世界王者の強さを見せられるか、高橋侑希(三重・ALSOK)

 8月の世界選手権優勝の高橋侑希(三重・ALSOK)がエントリー。2年連続5度目の優勝を目指す。世界王者の強さを見せられるか。

 反対のブロックは、全日本学生選手権優勝の長谷川敏裕(日体大)と昨年2位の守田泰弘(和歌山・和歌山県体協)が決勝進出を争うか。長谷川は9月30日の「ドミトリー・コーキン国際大会」(ロシア=銅メダル)からの帰国直後となるが、若さで乗り越えたいところ。ベテランの守田は6月の全日本選抜選手権でも3位入賞と実力をキープ。

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 【61kg級】

 昨年のリオデジャネイロ・オリンピック57kg級銀メダリストの樋口黎(大阪・日体大)がエントリーしているが、負傷でこの夏は戦列を離れていた。出場し、実力を発揮するか。

昨年のJOC杯で大学選手をも連破して優勝した乙黒拓斗(山梨・山梨学院大)

 反対のブロックには強豪が集まった。全日本学生選手権2年連続優勝の成國大志(三重・青山学院大)、昨年の全日本選手権2位の嶋江翔也(佐賀・日体大)に加え、先月のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会57kg級3位の小栁和也(長野・山梨学院大)を筆頭に川野陽介(宮崎・自衛隊)大城一晟(沖縄・国士舘大)ら57kg級で実績のある選手が出場する。

 台風の目は、2014~16年にインターハイ3連覇を達成しながら、負傷で戦列を離れていた乙黒拓斗(山梨・山梨学院大)。1年以上のブランクを経て復帰する。2016年JOC杯では成國を破っており、どこまで実力を戻しているか。国内では2011年11月以来負けておらず、連続優勝を「13」としている。白星街道の再開なるか。

 組み合わせは、1回戦で小栁と乙黒が激突。勝者と川野が闘い、その次は、勝ち上がってくれば成國。スタートから熱い闘いが展開されそう。

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 【65kg級】

 全日本選抜選手権2位で2年連続学生王者の米澤圭(秋田・早大)が一歩リードしているか。全日本選抜選手権3位の阿部宏隆(茨城・サコス)が勝ち上がってくれば2回戦(米澤の初戦)で激突する。もう一人の3位だった金城希龍(沖縄・自衛隊)も同じブロック。だれが決勝に出てくるか。

 反対のブロックでは、昨年の全日本選抜選手権61kg級優勝で世界選手権に出場し、この階級に挑戦する有元伸悟(大阪・近大職)と全日本学生選手権2位の乙黒圭祐(山梨・山梨学院大)の争いか。学生の大会の61kg級で覇権を争ったことのある両者。階級を65kg級へ移して新たな闘いが始まるか。

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 【74kg級】

74kg級での闘いが注目される藤波勇飛(三重・山梨学院大)

 国体で70kg級は実施されないため、2階級の強豪が集まる階級。本命は昨年65kg級で優勝し、8月の世界選手権70kg級で銅メダルを取った藤波勇飛(三重・山梨学院大)だろう。学生新人選手権での74kg級優勝はあるが、それ以外では初めて経験する階級。東京オリンピックへ向けて、いずれは移ることが予想される階級での闘いが注目される。

 同じブロックでは、2016年74kg級高校三冠王者の三輪優翔(和歌山・日体大)が準決勝で藤波に挑むことになるか。

 反対ブロックでは、全日本選抜選手権3位の保坂健(埼玉・自衛隊)のほか、70kg級の強豪が集まった。全日本学生選手権優勝の木下貴輪(鹿児島・山梨学院大)、昨年の全日本選手権優勝で今年のアジア選手権3位の中村百次郎(佐賀・日体大助)、全日本選抜選手権2位の多胡島伸佳(秋田・KATSURA group)らのだれが決勝に勝ち上がるか。

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 【86kg級】

通算4連覇を目指す山崎弥十朗(埼玉・早大)

 昨年、大学1年生で優勝した山崎弥十朗(埼玉・早大)が2年連続優勝、少年から通算して4連覇を目指す。同じブロックには全日本選抜選手権3位の村山貴裕(青森・自衛隊)松雪泰成(愛知・専大)、昨年74kg級優勝の浅井翼(京都・拓大)がいる。だれが決勝にコマを進めるか。

 反対のブロックは、2015年にこの階級で優勝した門間順輝(秋田・秋田市消防本部)と97kg級優勝の鈴木聖二(岐阜・岐阜工高職)が争うか。

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 【97kg級】

 全日本選抜選手権2位の園田平(滋賀・拓大)が昨年に続く優勝を目指す。立ちはだかるのが、全日本V4で、復帰した山口剛(岐阜・ブシロード)。7月の全日本社会人選手権で優勝し試運転は成功。今度も勝って全日本選手権へ向けての弾みとするか。

 反対のブロックには、86kg級で世界選手権に出場した松坂誠應(長崎・自衛隊)がエントリー。この階級の全日本選抜選手権優勝の山本康稀(北海道・GENスポーツアカデミー)、全日本学生選手権優勝の石黒峻士(東京・日大)らと決勝進出を争う。

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 【125kg級】

 日本代表を争う山本泰輝(静岡・拓大)田中哲矢(鹿児島・自衛隊)金澤勝利(岩手・自衛隊)、今年復帰して全日本選抜選手権で2位に食い込む実力を見せた荒木田進謙(青森・青森県協会)がエントリー。「全日本選手権」と言ってもいい争い。

 6月の全日本選抜選手権は田中が準決勝で山本を、決勝で荒木田を破って優勝。プレーオフは山本が田中にリベンジした。金澤は荒木田に敗れて3位。今回はだれが勝ち抜くか。







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