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2017.10.12

【愛媛国体・特集】世界選手権の疲れも何のその! 千葉県愛で国体2連覇を達成…須崎優衣(東京都安部学院高)


(文・撮影=増渕由気子)

2回目を迎える国体女子。大会を連覇した須崎優衣(千葉・東京都安部学院高)

 千葉県愛で国体2連覇! 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体で開催2年目となった女子は、今年も女子53kg級の1階級が行われ、8月の世界選手権(フランス)の48kg級を制した須崎優衣(千葉・東京安部学院高)が昨年に続いて出場し、決勝で世界ジュニア選手権優勝の加賀田葵夏(東京・青山学院大)をテクニカルフォールで下して連覇した。

 新世界女王の凱旋試合とあって、須崎目当てのマスコミ関係者が愛媛までかけつけるほどの盛況ぶり。だが、初戦(2回戦)は珍しくロースコアの展開だった。 相手はインターハイ56kg級優勝の五十嵐彩季(愛知・星城高)。本来2階級上の相手にタックルを思うように決められず、勝ったものの2-0の辛勝だった。

 須崎は「動きが硬くなってしまって、自分から思い切って攻めることができなかった」と反省。3回戦もテクニカルフォールで勝ったものの失点するなど、世界女王らしい圧倒的な強さを発揮できずに初日を終えた。

 2日目の準決勝、相手は9月の全日本女子オープン選手権でリオデジャネイロ・オリンピック48kg級金メダリストの登坂絵莉(東新住建)を追い詰めた田中亜里沙(京都・京都八幡)。序盤から果敢にタックルで攻める須崎だったが、テークダウンに持ちこむ前に動きが止まってしまったところを田中が返し技を連発。6失点し、大量リードを奪われてしまった。

1回戦、2階級上のインターハイ女王にタックルがなかなか決まらない須崎

 だが、動きが少々悪くても、須崎は強靭なメンタルの持ち主でもある。「厳しい闘いだったけど、絶対自分が勝つんだという気持ちを持っていた」と、後半に10-6と執念の逆転勝利を飾った。

 苦戦した初戦の五十嵐と準決勝の田中は、いずれも本来53kg級や55kg級の選手。上の階級のパワーの威力を身をもって知った大会となったが、「反省が去年より多かったけれど、上の階級の選手に勝たないと、世界では勝って行けないから」と与えられた試練に逃げずに立ち向かう姿勢を見せた。

 世界選手権から1ヶ月半しか経っていないにもかかわらず、国体に出場した須崎。出場は本人の強い希望だった。「千葉県愛が、あります。千葉の方にはたくさん支援をしてもらっています。自分が国体に出て恩返ししていきたいなと思っている。(来年以降も)予定が合う限り出たい」と満面の笑顔で話した。

 次の国内での目標は12月の全日本選手権。階級も50kg級となり、当日計量などいままでと勝手が違うが、「準備はしているし大丈夫です」ときっぱり。登坂との新旧女王対決に関しても、「試合での対戦は初めてなので楽しみです」と、金メダリストを倒して真の日本一を目標に掲げた。

準決勝は2-6とリードされたものの、終盤に逆転勝ち

千葉県のために! と今年も出場







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