日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2017.11.22

U-23世界選手権(ポーランド)の男子フリースタイル・チームが出発

ポーランドへ向かった男子フリースタイル・チーム

 11月21日からポーランド・ブィドゴシュチュで行なわれるU-23(23歳以下)世界選手権に出場する男子フリースタイル・チームが21日、成田空港から出発した。同スタイルは25日(土)~26日(日)に行なわれる。

 井上謙二監督(自衛隊=男子フリースタイル強化委員長)は「実力を出せばメダル獲得や上位進出できる選手が多いチーム。結果を求めたい。この世代が東京オリンピックを目指すことになる。それを十分に意識させて闘わせたい」と言う。直前の合宿中のミーティングで一人一人に目標を宣言させたが、「みんな高いところを目指している。期待できます」と選手を信じ切った。

 太田拓弥コーチ(早大コーチ)は「U-23と言っても、世界選手権とレベルは変わらないと思うが、今の日本選手の実力なら、軽量級から中量級は十分に闘えるはずだ。1試合でも多く闘い、経験値を上げてほしい。重量級は意地を見せてほしい」と期待する。

 全日本チームの海外遠征の帯同は初めてだが、学生選抜の遠征には何度も参加し、知った選手が多いという。「各選手のいいところは分かっている。それを試合で出せるように尽くしたい」と話した。

出発前のミーティング

 鈴木豊コーチ(自衛隊)は「シニアの世界選手権(8月、パリ)で結果を出せたので、この世代の選手も続いてほしい。世界選手権の代表が3人いる。タックルに入ったあとの処理などの世界選手権で知った課題に取り組ませてきた。しっかり意識して闘ってほしい」と注文した。

 世界選手権では3位決定戦まで進みながら、惜しくもメダルを逃した61kg級の中村倫也主将(博報堂DYスポーツ)は「みんなでポジティブな言葉を掛け合い、チーム全体で前向きな気持ちをつくって臨みたい」とリーダーとしての抱負。

 世界選手権では目を突かれてしまい、それから思い切り動けなかったそうで、「けがに気をつけたい。結果にこだわりすぎると技が出せなくなるので、伸び伸びと試合をし、国際大会の経験値を上げたい」と話した。

 男子グレコローマン・チームには専大同期の河名真寿斗(クリナップ)が選ばれており、優勝を期待されている。10日前の全日本大学選手権では弟の剛士選手(65kg級)が優勝。周囲の上げ潮ムードに「モチベーションは上がっています」と気合いを入れた。

 大会日程、日本チームは下記の通り。男子フリースタイル97kg級には、山梨学院大の留学生、バグダウレット・アルメンタイ(カザフスタン)も出場する。男子グレコローマンと女子はすでに現地入りしている。


 《大会日程》
11月21日(火) 男子グレコローマン71・75・85・98kg級
   22日(水) 男子グレコローマン59・66・80・130kg級
   23日(木) 女子55・58・63・75kg級
   24日(金) 女子48・53・60・69kg級
   25日(土) 男子フリースタイル57・61・86・125kg級
   26日(日) 男子フリースタイル65・70・74・97kg級


役員

【チームリーダー】赤石光生(日本協会強化本部長補佐)

【男子グレコローマン監督】豊田雅俊(警視庁)、【同コーチ】笹本睦(日本協会アシスタントコーチ)、斎川哲克(栃木・足利工高教)

【女子監督】金浜良(ジャパンビバレッジ)、【女子コーチ】齊藤将士(警視庁)

【男子フリースタイル監督】井上謙二(自衛隊)、【コーチ】太田拓弥(早大監督)、鈴木豊(自衛隊)

【ドクター】田中哲平(関東労災病院)

【男子トレーナー】大山貴裕(東芝病院)、【女子トレーナー】佐藤守重(JSC日本スポーツ振興センター)

【帯同審判】本田原明(自衛隊)

選手

 【男子グレコローマン】
▼59kg級 河名真寿斗(クリナップ)
▼66kg級 高橋昭五(警視庁) 
▼71kg級 山本貴裕(日体大)
▼75kg級 屋比久翔平(ALSOK) 
▼80kg級 前田祐也(鳥取・鳥取中央育英高職)
▼85kg級 塩川貫太(日体大)
▼98kg級 奈良勇太(日体大)
▼130kg級 園田 新(ALSOK)

 【女子】
▼48kg級 奥野里菜(至学館大)
▼53kg級 五十嵐未帆(至学館大)
▼55kg級 奥野春菜(至学館大)
▼58kg級 熊野ゆづる(日大)
▼60kg級 坂野結衣(警視庁)
▼63kg級 源平彩南(至学館大)
▼69kg級 松雪成葉(愛知・至学館高) 
▼75kg級 松雪泰葉(愛知・至学館高)

 【男子フリースタイル】
▼57kg級 小栁和也(山梨学院大)
▼61kg級 中村倫也(博報堂DYスポーツ)
▼65kg級 米澤 圭(早大)
▼70kg級 多胡島伸佳(KATSURA group)
▼74kg級 山崎弥十朗(早大)
▼86kg級 松坂誠應(自衛隊)
▼97kg級 園田 平(拓大)
▼125kg級 山本泰輝(拓大) 

 






2023年世界選手権/激戦の跡
JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に