世界レスリング連盟(UWW)は12月9日、2018年の試合方式として、1回戦から決勝までを2日間で実施するのは、世界選手権(シニア、U-23、ジュニア、カデット)と欧州選手権(同)のみとし、他の大会は1日で実施することを発表した。
UWWホームページでの掲載はないが、公式ツイッターで報じており、理由などは掲載されていない。
したがって、来年2月27日(火)~3月4日(日)にキルギス・ビシュケクで実施されるアジア選手権は各階級1日試合。大会要項が発表されており、各日の夜にファイナルが実施されるスケジュールとなっている。
《2018年アジア選手権・日程》
2月27日(火) 男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級
28日(水) 男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級
3月1日(木) 女子50・55・59・68・76kg級
2日(金) 女子53・57・62・65・72kg級
3日(土) 男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級
4日(日) 男子フリースタイル61・74・86・92・125kg級
UWWのネナド・ラロビッチ会長が「決勝に出てくる選手が疲労しているため、試合の質が落ちる」と主張して採用した“2日間試合”だが、実施前から理由も明示されずに変更されることになった。