※12月10日の記事の掲載にあたり、軽率な面がありましたことをお詫びします。
世界レスリング連盟(UWW)が12月9日の公式ツイッターで報じた「1回戦から決勝までを2日間で実施するのは、世界選手権(シニア、U-23、ジュニア、カデット)と欧州選手権(同)のみとし、他の大会は1日で実施する」は、11月上旬に発布された改正ルールの条文に記載されていたことが分かりました。(クリック=本ホームページ記事)
ツイッターで報じたのは、このルールが周知されていなかったため、確認と思われます。
条文では「エントリーが16選手を超えない場合は、大会主催者は1日での試合にすることができる。その場合でも、メディカルチェックと計量は試合当日の朝とする」とあり、「2018年に1回戦から決勝までを2日間で実施するのは、世界選手権(シニア、U-23、ジュニア、カデット)と欧州選手権(同)のみとし、他の大会は1日で実施する。メディカルチェックと計量は試合当日の朝とする」と続きます。その理由として、欧州を除く大陸選手権では各階級16選手以下で行われているため、と説明されています。
ただ、2016年アジア選手権の男子フリースタイル65kg級は19選手が出場、2014年アジア大会の男子グレコローマン59kg級が17選手、男子フリースタイル86kg級が18選手、それぞれ出場しています。したがって、アジア選手権では、エントリー次第で1日5試合を行う選手が出てくる可能性があります。