【6.14～17明治杯全日本選抜選手権・展望（2）】全日本王者・荒木田進謙に昨年優勝の山本泰輝が挑む…男子フリースタイル125kg級

　《大会日程》＝各日とも試合開始は午前10時　 場所：東京・駒沢体育館
6月14日（木）　男子フリースタイル61・70・92㎏級 ／ 男子グレコローマン63・87・130㎏級 ／ 女子55・72㎏級
　  15日（金）　男子フリースタイル79・86・125㎏級 ／ 男子グレコローマン72・82・97㎏級 ／ 女子65・76㎏級
　  16日（土）　男子フリースタイル74・97㎏級 ／ 男子グレコローマン55・67・77㎏級 ／ 女子57・62・68㎏級
　  17日（日）　男子フリースタイル57・65㎏級 ／ 男子グレコローマン60㎏級 ／ 女子50・53・59㎏級

【男子フリースタイル125kg級・展望】（6月15日実施）

※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。

オリンピックへの夢を再び求めた荒木田進謙。世界選手権のマットに立てるか

　昨年復帰し、この大会2位を経て全日本選手権を制した荒木田進謙（Wrestle Academy）に、昨年の世界選手権代表（10位）で全日本選手権決勝で敗れた山本泰輝（拓大）が挑む。

　荒木田は3月のアジア選手権（キルギス）と4月のワールドカップ（米国）出場し、国際舞台で強化した。2015年に世界8位になっているが、その頃の実力を取り戻しているか。山本はワールドカップでキューバ選手相手にチームの銅メダル獲得につながった貴重な白星を挙げるなど、世界で通じる実力をつけている。

　全日本選手権３位の金澤勝利（自衛隊）と田中哲矢（自衛隊）が優勝争いにからめるか。

《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女子

2017年全日本選手権 → クリック　　※所属は当時

　▼決勝
荒木田進謙（青森県協会）○［6-1］●山本泰輝（拓大）

　▼準決勝
山本泰輝（拓大）○［フォール、3:29=6-1］●金澤勝利（自衛隊）
荒木田進謙（青森県協会）○［2-1］●田中哲矢（自衛隊）

エントリー選手（10選手）

※全日本選手権1～3位選手以外はアイウエオ順

荒木田進謙

山本泰輝

金澤勝利

田中哲矢

《2017年全日本選手権優勝》
荒木田進謙（あらきだ・のぶよし＝Wtrstle Acadmy）
　1988年3月26日生まれ、30歳。青森県出身。青森・光星学院高～専大出。180cm。2017年全日本選抜選手権2位

《2017年全日本選手権2位》
山本泰輝（やまもと・たいき＝拓大）
　1996年10月18日生まれ、21歳。静岡県出身。静岡・飛龍高卒。182cm。2017年アジア選手権3位、2017年世界選手権10位

《2017年全日本選手権3位》
金澤勝利（かなざわ・かつとし＝自衛隊）
　1990年6月21日生まれ、27歳。岩手県出身。岩手・種市高～山梨学院大卒。178cm。2017年国民体育大会2位

《2017年全日本選手権3位》
田中哲矢（たなか・てつや＝自衛隊）
　1992年1月18日生まれ、26歳。鹿児島県出身。鹿児島・鹿屋中央高～大東大卒。176cm。2017年全日本選抜選手権優勝

長野修平（ながの・しゅうへい＝近大）
　1997年11月12日生まれ、20歳。岐阜県出身。岐阜・岐阜工高卒。168cm。2017年西日本学生新人戦優勝

藤本歩（ふじもと・あゆむ＝山梨学院大）
　1997年7月29日生まれ、20歳。埼玉県出身。茨城・霞ヶ浦高卒。175cm。2017年東日本学生春季新人選手権優勝

武藤翔吾（むとう・しょうご＝中大）
　1999年5月17日生まれ、19歳。千葉県出身。大分・日本文理大附属高卒。177cm。2017年インターハイ120kg級2位

村上佳児（むらかみ・けいじ＝鮮ど市場）
　1992年9月28日生まれ、25歳。熊本県出身。熊本・北稜高～徳山大卒。176cm。2017年全日本選手権5位

森右秀（もり・あきほ＝中京学院大）
　1999年7月25日生まれ、18歳。愛知県出身。愛知・星城高卒。180cm。2017年国民体育大会少年120kg級優勝

山本泰丈（やまもと・やすひろ＝日大）
　1997年3月1日生まれ、21歳。北海道出身。埼玉・花咲徳栄高卒。180cm。2017年全日本大学選手権3位