日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト

世界&オリンピック・チャンピオン/女子(18)…伊調馨

 

伊調馨(いちょう・かおり)…2002年世界選手権で初の世界一へ

【生年月日、出身】1984年6月13日、青森県出身

【身長】165cm

【所属】青森・八戸ク~愛知・中京女大付高~中京女大~綜合警備保障

【コーチ】沢内和興、栄和人

【レスリング歴】1987年~

【全日本選手権成績】2000年=5位、01年=4位(以上56kg級)、02年=優勝、03年=優勝、04年=優勝、05年=優勝、06年=優勝、07年=優勝、09年=優勝、10年=優勝、11年=優勝(以上63kg級)、13年=優勝(59kg級)、14年=優勝、15年=優勝(以上、58kg級)、18年=優勝(57kg級)

【オリンピック・世界選手権成績 】2002年=優勝、03年=優勝、04年アテネ・オリンピック=優勝、05年=優勝、06年=優勝、07年=優勝、08年北京オリンピック=優勝、10年=優勝、11年優勝、12年=ロンドン・オリンピック優勝、13年=優勝(以上63kg級)、14年=優勝、15年=優勝、16年=リオデジャネイロ・オリンピック優勝(以上58kg級)

《全成績一覧》

 姉・千春(2002年世界女子選手権51kg級2位)らの影響で青森・八戸クラブでレスリングを始め、1996年全国少年選手権女子5・6年42kg級、98年全国女子中学生選手権52kg級などで優勝を重ねる。愛知・中京女大付高へ進み、2001年のジャパンクイーンズカップ56kg級で、前年51kg級世界チャンピオンの山本聖子、前年56kg級世界2位の清水真理子を破って優勝。一躍、脚光を浴びた。

 同年の全日本女子選手権56kg級は4位に終わったが、02年はジャパンクイーンズカップ63kg級で勝って日本代表へ。アジア大会は2位に終わったが、続く世界女子選手権で優勝。全日本選手権でも初優勝した。

 2003年も世界選手権へ出場し、2年連続2度目の優勝。続くワールドカップでも全勝をマーク。全日本選手権でも優勝し、04年のジャパンクイーンズカップで勝ってアテネ・オリンピックの代表へ。5月のアジア選手権で勝ったあと、アテネ・オリンピックで金メダルを獲得。

 2005年もワールドカップ、アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権で優勝を重ねた。2006年も世界選手権で4度目の優勝を達成し、続くアジア大会でも優勝。

 2007年は5月のアジア選手権で、世界選手権の出場資格を獲得するため、計量をパスしたあと不本意ながらも不戦敗となって連勝記録が途切れたが、世界選手権で勝ち、アテネ・オリンピックを含めて6年連続世界一へ。

 2008年はアジア選手権で優勝したあと、北京オリンピックでも勝って2大会連続優勝を果たした。1年数か月休養したのち、2009年全日本選手権で復活優勝。2010・11年の世界選手権年で勝ったあと、2012年ロンドン・オリンピックでも優勝。

 2013年の世界選手権でも勝ち、全日本選手権は階級区分変更を見越して59kg級に出場して優勝。2014年から58kg級に定め、全日本選抜選手権を勝ち抜いて世界選手権でも勝った。2015年もアジア選手権、世界選手権とメジャー大会を制した。

 2016年1月のヤリギン国際大会(ロシア)の決勝で敗れ、連勝記録はストップしたが、リオデジャネイロ・オリンピックでは優勝。あらゆる競技を通じて女子初のオリンピック4大会連続優勝を達成した。

 約2年間の休養のあと、オリンピック5連覇を目指して復帰。2018年10月の全日本女子オープン選手権57kg級を制した後、全日本選手権も優勝した。2019年はアジア選手権で3位。そのあとの全日本選抜選手権で2位となり、世界選手権代表決定プレーオフで敗れ、世界選手権出場はならなかった。

(以上、2019年6月現在)  


 

2023年世界選手権/激戦の跡
JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に