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世界チャンピオン/女子(15)…正田絢子

 

正田絢子(しょうだ・あやこ)…1999年世界選手権で初の世界一へ
 
【生年月日、出身】1981年11月3日、大阪府出身 
 
【身長】163cm 
 
【所属】京都・網野高~東洋大~ジャパンビバレッジ~網野ク~京都・網野高教 
 
【コーチ】押立吉男、三村和人、吉岡治、金浜良 
 
【レスリング歴】21年(1989年~) 
 
【全日本選手権成績】1998年=優勝、99年=2位、2000年=2位(以上62kg級)、02年=2位、03年=2位、04年=2位(以上63kg級)、05年=2位(59kg級)、06年=2位(63kg級)、07年=2位(72kg級)、09年=優勝、10年=3位 
 
【世界選手権成績】1998年=3位(ジュニア58kg級)、99年=優勝(ジュニア63kg級)、99年=優勝(62kg級)、2005年=優勝、06年=優勝、07年=7位、08年=優勝、10年=3位(以上59kg級)
 
 
 少年少女クラブの名門、吹田市民教室の出身。1995・96年全国女子中学選手権で連続優勝。98年、JOC杯ジュニア58kg級で優勝するとともに、16歳で全日本女子選手権62kg級で優勝の殊勲を挙げた。 
 
 プレーオフの結果、世界女子選手権は逃したが、世界女子ジュニア選手権58kg級3位、アジア女子国際トーナメント62kg級2位と国際大会を経験。99年3月のジャパンクイーンズカップ62kg級で優勝し、世界女子選手権でも優勝した。2000年はアジア女子選手権と世界女子ジュニア選手権で優勝し、01年もアジア選手権で優勝した。
 
 その後、肩の手術に踏み切り、63kg級は伊調馨の躍進もあって世界選手権へは出場できず、アテネ五輪の代表権も逃したが、05年に59kg級へ階級ダウン。ジャパンクイーンズカップに勝ち、ワールドカップでも優勝。世界選手権代表決定プレーオフで勝って世界選手権代表へ。ユニバーシアードで勝ったあと、世界選手権で6年ぶりの優勝を果たした。
 
 05年の全日本選手権は2位に終わったが、06年のジャパンビバレッジクイーンズカップとプレーオフに勝って、2年連続で世界選手権の代表へ。その間にアジア選手権63kg級でも優勝し、世界選手権では2年連続優勝を達成した。
 
 07年、北京五輪を目指して正式に63kg級に戻し、同年1月に行われた2006年度全日本選手権は2位。2007年のジャパンビバレッジクイーンズカップでも2位となった。その後、59kg級のプレーオフに勝って世界選手権に出場したが3回戦敗退(7位)。全日本選手権は72kg級に挑んだが、2位に終わった。


 

 
 2008年の東京・世界女子選手権で4度目の優勝を達成。その後も2010年に日本代表となって世界選手権へ出場し、銅メダルを獲得した。その後、第一戦は退いたが、全日本社会人選手権などは出場を続けており、海外の大会にも出ている。
2023年世界選手権/激戦の跡
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