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世界チャンピオン/男子(31)…文田健一郎

 

文田健一郎(ふみた・けんいちろう)…2017年世界選手権で初の世界一へ

【生年月日、出身】1995年12月18日、山梨県出身

【身長】167cm

【所属】山梨・韭崎工高~日体大~ミキハウス

【コーチ】文田敏郎、松本慎吾

【レスリング歴】2004年~

【全日本選手権成績】2013年=3位(55kg級)、2014年=二回戦、2015年=5位、2016年=優勝(以上、59kg級)、2017年=2位、2018年=優勝、2020年=優勝(以上、60kg級)

【オリンピック・世界選手権成績 】2017年=優勝(59kg級)、2019年=優勝、2021年オリンピック=2位(60kg級)

《JWFデータベース》


2017年世界選手権で、日本男子34年ぶりの世界王者に輝いた文田健一郎

 父・敏郎さんは日体大レスリング部OBで、1982年の全日本選手権・男子グレコローマン2位などの成績。小学生の頃は遊びの延長の感覚でレスリングをやっており、実績は特になし。中学へ進んでから本格的に取り組み、2009年全国中学生選手権42kg級2位。翌2010年に同選手権46kg級で優勝するとともに、アジア・カデット選手権・男子グレコローマン46kg級2位など国際舞台で通じる力を発揮。

 父が監督を務める山梨・韮崎工高へ進み、フリースタイルでも2013年インターハイ60kg級優勝など実績を残すが、グレコローマンに力を入れ、2011~13年に全国高校生グレコローマン選手権と国体の両大会で3連覇を果たした(50・55・60kg級)。2013年には全日本選手権に出場し、男子グレコローマン55kg級で3位入賞。

 日体大へ進んでグレコローマンに専念。2015年の全日本学生選手権と国体の59kg級(以下同じ)を制覇。リオデジャネイロ・オリンピックには間に合わなかったが、2016年全日本選抜選手権で優勝し、6月のピトラシンスキ国際大会(ポーランド)ではオリンピック日本代表に土をつけた。

 同年の国体と全日本選手権も制覇。全日本選手権ではオリンピック銀メダリストを破る価値ある優勝。その間のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)で勝つなど国際舞台でも台頭した。

 2017年にアジア選手権で優勝し、全日本選抜選手権でも勝って世界選手権の代表権を獲得。世界選手権では5試合を勝ち抜いて初出場初優勝を遂げた。日本選手の世界選手権優勝は1983年の江藤正基(グレコローマン57kg級)以来、34年ぶりの快挙だった。

 同年の全日本選手権(階級区分変更で60kg級)は決勝で太田忍に敗れて2位。2018年全日本選抜選手権は負傷棄権で、この年の世界選手権出場は逃した。それでもU23世界選手権で優勝して意地を見せ、年末の全日本選手権では太田忍を破って優勝。2019年全日本選抜選手権でも勝って2年ぶりに世界選手権へ出場。決勝で前年の世界王者を破り、2年ぶりに世界一に輝くとともに、日本協会の定めた規定によって東京オリンピックの代表に内定した。

 2020年アジア選手権で優勝。1年延期されて行われた2021年東京オリンピックは、準決勝まで順調に勝ち上がったが、決勝でキューバ選手に敗れ、銀メダルに終わった。2022年は6月の明治杯全日本選抜選手権とプレーオフに勝って世界選手権に出場して3位。年末の全日本選手権で優勝。

(2022年12月現在)

 

2023年世界選手権/激戦の跡
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