日本レスリング協会公式サイト
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2011.05.20

【特集】出場選手の声…アジア選手権第1日

(取材=増渕由気子)

 
◎男子フリースタイル
 
【60kg級】高塚紀行(自衛隊)
 「全日本選抜選手権の前に右足を疲労骨折してしまった。全日本合宿でもマットには上がっていません。それでも試合では自分ができることをやろうと思っていました。今回は守るものとかもなく、怖いものもなく試合ができたことはよかった。取られたポイントは(練習不足で)足がついていかなかったが、全体的に前に出て気持ちよくできた。日大時代から『足が動いたら勝てる』といわれていたので、前に前に詰めて試合ができたことは自信にしたい。
 
 国内でも、今大会のような試合展開ができればいいかなと思う。一番嫌なのはクリンチで終わること。自分も嫌だし、応援してくれる人からもはがゆい試合になるので、クリンチはないようにしたい」
 

【66kg級】小島豪臣(K-POWERS)

 「海外の公式戦は、2006年のアジア大会で銀メダルを取って以来5年ぶり。久しぶりの海外公式戦で緊張した。(全日本選抜選手権からの)連続の減量はすんなり落ちたけど、体のダメージは大きかった。2回戦では、クリンチでコーションを取られて負けてしまったが、迷いがありました。国内戦に慣れすぎて、クリンチの世界基準をまったく考えていなかった。最初は相手が組ませてくれないと思ったが、試合を終えた今は、自分がせこせこしていたと反省している。思いっきり組みにいった方が、(自分が)気持ちよかったのに…」
 

【74kg級】高橋龍太(自衛隊)

 「1回戦からダメです。タックルには入れているが取り切れない。処理の早さが問題。処理がもたついてしまう。シニアの公式海外戦は始めてだったが、気負うものなく、この年(29歳)なので、失うものもなく、普段どおりいこうと思った。逆に普段どおり取りにいくレスリングに固執しすぎて、攻撃が単調になりすぎ、応用がきかなかった。本来、アジア選手権は出場する予定ではなく、急きょ(長島和幸の代わりに)出ることになった。最初は心の準備ができておらず、戸惑ったが、世界選手権前に国際大会に出られて本当に良かったと思う。いろいろ手配などをしてくれた方々のためにも勝ち上がりたかったが、そのお礼は世界選手権でします」
【84kg級】松本真也(警視庁)
 「(理由は不明だが、組み合わせが当日に変更となり)モンゴルが初戦の相手だと思っていたら、タジキスタンになった。僕の中で今回は、技を試そう、そして足を使って動き、手を止めない、手をたぐったり上下のフェイントをしていこうと思っていた。(負けたけど)それが試合ではできたと思っていたが、コーチからは、僕が動くのではなく、相手を動かさなければならないと言われました。収穫がある試合でしたが、課題は、組んでアタックまではいけるけど、その後ポイントにつなげる処理ができていないことです。  警視庁第六機動隊のみんなに申し訳ない。今、第六機動隊は災害復興支援にいっている。全日本選抜選手権で優勝し、『(松本の活躍が)元気になる』といわれた。だからこそ、世界選手権で5位以内(五輪出場権)目指します」
 






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