日本レスリング協会公式サイト
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2012.03.24

FILAが米国のフォークスタイル・レスリングを認定、五輪種目への道がスタート


 国際レスリング連盟(FILA)は、米国の大学や高校で行われているフォークスタイルのレスリングを、FILAの認定するレスリングスタイルである「トラディショナル・レスリング」の一種目とすることを発表した。

 フォークスタイルは、フリースタイルと似ているが、ルールは微妙に違う。米国の大学で実施されていることから、日本では「カレッジスタイル」という呼称で知られているスタイルで、高校でも実施されており、正式には「フォークスタイル」と言う。(右写真)

 米国では、高校・大学時代はレスリング・シーズンの冬にフォークスタイルをやり、世界を目指す選手は夏にフリースタイルをやるのが通例。本格的にフリースタイルに打ち込むのは大学卒業後だが、1988ソウル・92年バルセロナの両五輪のフリースタイル62kg級を制したジョン・スミスのように、在学中からフリースタイルで世界を制した選手もいる。

 米国が建国された頃から存在していると言われ、アブラハム・リンカーンやセオドア・ルーズベルトなど大統領となった人の何人かはフォークスタイル・レスリングの経験者。他に、ノーベル平和賞を受賞したノーマン・ボーローグ、著名な作家や芸術家、経済界で活躍している人など、フォークスタイル・レスリングの経験者は多くの分野に存在する。

 毎年3月に行われる全米学生(NCAA)選手権は1万7000人を越える観客で埋まるのが普通。今月15~17日にミズーリ州セントルイスで行われた大会の最終セッションは1万8919人の観客で埋まり、3日間6セッションで11万2393人の観客を集めた。高校スポーツ界でも5大人気スポーツのひとつとされている。

 FILAは世界のあらゆる格闘技の統括し、それぞれを「バトル競技」の種目として五輪での実施を目指している。すでにグラップリングやパンクラチオンの世界選手権をスタートさせており、フォークスタイルの世界選手権の実施を経て、五輪で実施される可能性が出てきたことになる。

 現在、五輪競技または種目に採用されるには高い壁が存在し、世界中に広まっていることや、世界でどのくらいの人間が視聴しているかなども判断材料のひとつとなっている。米国で人気のあるフォークスタイルの導入は、FILAの大きなパワーとなりそう。

 

 








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