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2014.09.30

長谷川恒平(青山学院大職)が2大会連続優勝…アジア選手権第4日


 【仁川(韓国)、文=増渕由気子、撮影=矢吹建夫】アジア大会のレスリング競技第4日は9月30日、男子グレコローマン4階級が行われ、59kg級の長谷川恒平(青山学院大職)が決勝で2013年世界王者を破って優勝。前回大会に続いて2連覇を達成した。80kg級の鶴巻宰(自衛隊)が銀メダルを獲得し、98kg級の斎川哲克(栃木・足利工高教)は銅メダル。71kg級の藤村義(自衛隊)は5位だった。

 201年広州アジア大会の男子55kg級優勝の長谷川は、1回戦からテクニカルフォールやフォールで3連勝。決勝は最大の難敵と目されたユン・ウォンチョル(北朝鮮)と対戦し、0-4から盛り返して8-4で勝利。2大会連続優勝を達成した。

 男子グレコローマンでの2大会連続優勝は日本初。男子グレコローマンは2002年の釜山大会から4大会連続で金メダルを獲得した。

 前回大会で74kg級銀メダルの鶴巻宰は、今大会は80kg級に出場。準決勝で今年のアジア選手権優勝のヤナルベク・ケンイーフ(キルギス)を破って2大会連続で決勝に進出したが、決勝は9月の世界選手権7位のハビボラフ・アクラギ(イラン)に1-5で敗れた。2大会連続銀メダルを獲得。

 斎川は初戦でアジア選手3位の中国選手に敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦をともにテクニカルフォールで快勝。前日の男子フリースタイル125kg級の荒木田進謙(警視庁)に続く重量級でのメダル獲得となった。

 前回大会の66kg級銅メダリストで71kg級に出場した藤村は、3位決定戦を途中まで6-2と優位に試合を進めていたが、第1ピリオドの終盤に投げから抑え込まれて逆転フォール負け。2大会連続のメダル獲得はならなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

2大会連続で銀メダル獲得の鶴巻宰(自衛隊)

日本重量級の強さをアピールした斎川哲克(栃木・足利工高教)


 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】長谷川恒平(青山学院大職)    優勝=15選手出場

決勝  ○[8-4] Yun Wonchol(北朝鮮)
 《試合経過》第1ピリオド中盤に警告を受けた長谷川。グラウンドから持ち上げられて4失点。第2ピリオドから長谷川の反撃が始まり、胴タックル3連発で一気に8-4と逆転。最後の北朝鮮の追い上げを難なくさばいて2連覇を決めた。

準決勝 ○[フォール、5:51=8-4]Kim Youngjun(韓国)
 《試合経過》第1ピリオドの開始早々、相手の一本背負いの仕掛けからの攻防で1-1。韓国側がチャレンジするが失敗で、長谷川に1点。長谷川の投げに韓国がこらえてバック。日本陣営がチャレンジし、失敗し2-4となる。第2ピリオド、4分過ぎに相手に警告を与えて長谷川のグラウンド攻撃。2点、1点とローイングを決めて3点を追加し、6-4と逆転。相手の攻撃を返して最後はフォール勝ち。

2回戦 ○[フォール、1:32=4-4]Azizbeki Sharifzoda(タジギスタン)
 《試合経過》長谷川はは第1ピリオド序盤、胴タックルを仕掛けたところを相手が合わせ、バック投げを受けて0-4。その直後にもう一度同じ展開になったが、長谷川は相手のバック投げをうまく抑え込んでフォールした。

1回戦  ○[Tフォール、5:06=11-0]Tian Qiye(中国)
 《試合経過》第1ピリオド1分半に中国が警告を受け、長谷川がグランドを選択。ローリングを2度決めて3-0。第2ピリオド、相手のがぶり返しに乗って4点。同じような技でさらに4点。11-2と大勝した。


 【71kg級】藤村義(自衛隊)     5位=9選手出場

3決戦 ●[フォール、2:51=6-4]Shermet Permanov(トルクメニスタン)
 《試合経過》第1ピリオド、藤村がスタンドから投げでテークダウン。グラウンドのもつれで2点を失うが、ポイントを重ねて試合を優位に進めていた。だが第1ピリオドの終了間際、ローリングをしたところを抑え込まれて逆転フォール負け。

準決勝  ●[Tフォール、2:58=0-8]Dilshodjon Turdiev(ウズベキスタン)
 《試合経過》開始早々、藤村は相手の一本背負いを受けて4失点。2分40秒、胴タックルでバックを取られ、ローリングも決められてしまった。

2回戦  ○[4-0]Esengeldi Kozhobekuulu(キルギス)
 《試合経過》第1ピリオド、最初に藤村が警告を受けるがグラウンドは無失点。2分すぎに藤村が場外ポイントを奪い、相手の警告でグラウンドからローリング。第2ピリオドもバックを奪って4-0で試合を終えた。

1回戦  ○ BYE


 【80kg級】鶴巻宰(自衛隊)    2位=8選手出場

決勝  ●[1-5]Habibollah Akhlaghi(イラン)
 《試合経過》第1ピリオド、鶴巻に警告が出ても相手はスタンドを選択し、2分間ほどスタンドでの攻防が続いた。2分10秒、鶴巻が一本背負いをかけるが、相手が腹ばいで防ぎ、バックを奪ったことでスコアは1-1。第2ピリオド、スタンドで前に出てくるイラン選手に鶴巻は反撃できず、場外ポイントを積み重ねられて1-5で試合終了。

準決勝  ○[4-2]Janarbek Kenjeev(キルギス)
 《試合経過》第1ピリオド、最初に警告を受けた鶴巻。グラウンドで低い俵返しを受けて2失点するが、そのあと腕取りからバックポイントで2点。第2ピリオド、3分54秒に再度バックポイントを奪って4-2で快勝した。

1回戦  ○[フォール、1:54=5-0]Mohammed Hasan Mohammed G. Alquhali(イエメン)
 《試合経過》第1ピリオド1分20秒、鶴巻が場外ポイントで1点。続いて、差しから相手を倒してそのままフォールした。


 【98kg級】斎川哲克(栃木・足利工高教)    3位=9選手出場

3決戦 ○[Tフォール、1:24=8-0]Arslan Saparmammedov(トルクメニスタン)
 《試合経過》第1ピリオドの中盤、斎川が胴タックルからバックポイントを奪い、ローリング3連発でテクニカルフォール勝ち。

敗復戦  ○[Tフォール、3:20=10-0]Yahia Mohammad Hussein Abutabeekh(ヨルダン)
 《試合経過》第1ピリオド1分5秒、相手に警告。斎川はスタンドを選択して相手をばてさせる。息が上がった相手に対して、場外ポイントやバックポイントを重ねて9-0。場外際の攻防に相手からチャレンジがあったが失敗し、10-0で試合終了。

2回戦  ●[3-3B] Xiao Di(中国)
 《試合経過》第1ピリオド、中国が先に警告を受け、斎川はスタンドを選択。斎川は投げ技などを繰り出すが決まらず、0-0で折り返し。第2ピリオド、中国が2度目の警告を受けて斎川に1点入るが、次に斎川に警告が課せられ、グラウンドからリフト技(2点)を決められてしまう。日本陣営はチャレンジするが失敗し、1-3。後半、斎川は前に出て2度場外ポイントを奪うが、ビッグポイントの差で負けた。

1回戦  ○ BYE


 







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