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2015.01.12

創部50周年の桃山学院大が記念式典を開催

 西日本の学生レスリング界で5番目に古い歴史を持つ桃山学院大の創部50周年記念式典が1月11日、大阪・和泉市の同大学内で行われ、約80人のOBや関係者が半世紀の歴史を祝福し、今後の健闘を期待した。

 同大学は東京オリンピックが行われた1964年、関大OBで、のちに吹田市民教室を創設し、全日本学生連盟会長や日本協会副会長を務めた押立吉男氏が創設。団体は最高で一部リーグ3位、個人では時に西日本学生選手権のチャンピオンを生み、全日本大学選手権優勝者を輩出するなどした。

 パーティーでは、竹原憲雄部長が「15人の部員が一丸となって、新たな栄光を築いていきたい。新しい50年へ向けて、皆さまのさらなるご支援をお願いしたい」とあいさつ。同大学の木下栄二副学長が「昨年末、アメリカンフットボール部が37年ぶりに一部リーグ復帰を果たした。学生の活躍に負けないよう、教職員一同が一丸となってすばらしい大学にしていきたい」とエールをおくった。

 西日本学生連盟の菅沼啓安会長(関学大OB)は「桃山学院大のレスリングといえば、亡くなった押立さんの思い出に尽きる。情熱のあふれるというか、魂のかたまりのような指導でクラブを育てた。桃山学院大で初の西日本チャンピオンになった中島さんの貢献も大きい。2人で西日本学連の会長、理事長となり、連盟を引っ張ってくれました。桃山学院大の西日本レスリング界への貢献は大きい」と思い出を語り、感謝の気持ちを伝えた。最後に「最近は低迷しているが、50周年を機に押立さんらの情熱をあらためて受け継ぎ、発展してほしい」と激励した。

 大阪府協会の村上勝会長は「ひとつの組織が半世紀持つことは大変なこと。同じ関大OBの押立さんの指導を見たことがあるが、厳しい反面、伸び伸びとさせていた。関大のレスリング部は上下関係がとても厳しく、怖い先輩が多かったが、桃山学院大のようなところで練習したかった。押立さんも中島さんも、勝った時はばか喜びし、負けた時はつらさを隠して平然としていたのが思い出される」と懐かしそうに話した。

 桃山学院大は、西日本学生リーグ戦では2013年春季に一部リーグで最下位となって二部リーグへ降格。2014年は春季、秋季とも4位だった。50周年を機に、来年度の健闘が期待される。

西日本学生連盟の菅沼啓安会長のあいさつ

記念式典は「30周年」以来、20年ぶり

健闘が期待される現役選手

外山宗秀監督(右)と元パンクラスの鳥生将大コーチ


 

 







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