日本レスリング協会公式サイト
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2015.01.22

全日本女子チームが報道陣に練習公開…吉田沙保里(ALSOK)が出版で女子レスリングをアピール

 1月19日から東京・味の素トレーニングセンターで合宿している全日本女子チームは21日、練習を報道陣に公開、日本協会の福田富昭会長、高田裕司専務理事、富山英明常務理事の3人も顔を見せ、2015年の女子チームに期待した。

 高田専務理事は「強くなるために必要なものは体力。技術があっても体力がなければ勝てない。なぜ日本の女子が強いかといえば、世界のどこにも負けない練習をしているからだ」と、ハードトレーニングをリクエストし、富山常務理事は、前日に54歳の若さで亡くなった斎藤仁さん(柔道でオリンピック2連覇達成)のことにふれ、「無念だったと思う。斎藤さんの分まで頑張ってほしい。9月の世界選手権を目指し、若手選手は5年後の東京オリンピックを目指し、頑張ってほしい」とあいさつした。

 栄和人強化委員長は「いろんな国が日本で練習したがっていて、今回5ヶ国の選手が来た。とてもどん欲でチームの底上げにはいい経験が積めている。今年は、世界選手権の全階級でメダルを取り、オリンピック代表を決めてほしい(注=規定により、世界3位以内の選手は実質的に日本代表に内定)。そのためにも合宿を増やす」と話した。

 男子も同様で、今年中にオリンピック代表を内定させ、「本番へ向けてじっくり鍛えたい」とのこと。男子も新潟・十日町市での合宿を組み入れたそうで、「自然の中で、選手が『帰りたい』と思わせるような猛練習をさせたい」と話した。

 スイス行きなどで1週間以上のブランクを余儀なくされた吉田沙保里選手(ALSOK)は練習再開3日目でかなり体調が戻った様子。初日は外国選手とのスパーリングはパスしたが、この日は何本か受け、動きもよくなった。

 練習後は1月26日に発売予定の著書「明日へのタックル」(集英社)をアピール。世界レスリング連盟(UWW)の女子普及キャンペーン「スーパー8」の大使として、早くもうってつけの活動を開始した。

 内容は

【夢】有言実行で自ら退路を断つ!

【原点】つまずいたとき、原点回帰できる人間は強い

【武器】頼れる武器があれば、最後まで自分を信じられる

【ライバル】最強のライバルが私を強くする

【成長】負けないとわからないことがある

【感謝】感謝がすべての力の源となる

の項目から成り立ち、吉田が自らの経験をふまえ、強く生きることへのメッセージを伝える書。「読んで行動すれば強くなれます」と自信を持って勧めた。


 







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