【女子ワールドカップ・日本選手談話】75kg級・鈴木博恵（クリナップ）

■75kg級・鈴木博恵（クリナップ）「４戦全勝を目指していました。２勝で終わったのは悔いが残ります。まあ、チームが優勝してくれたので、よかったです。負けた試合はともに相手の脚を取ることができ、その後の処理をうまくやれば取れた試合。勝てない試合ではなかったと思う。

　アデライン・グレイ（米国＝世界チャンピオン）とは、対戦成績は私の方が勝ち越している相手です。入りこむタックルができず、足首に入るタックルに変えたりしたのですが、そこからがうまく取り切れなかった。脚も取れたし、それほどの差だとは思いません。細かいところを修正していけば勝てない相手ではないと思います。

　この階級はグレイが抜けているという状況ではなく、みんな同じくらいのレベル。勝ったり負けたりだと思います。その中で勝ち切れる力を身につけなければ、オリンピックの出場枠を取るのは厳しいと思います」