日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2015.03.28

全国高体連専門部長に福田耕治氏(同志社香里高校・校長予定)が就任

 全国高体連レスリング専門部は3月25日に行った全国常任理事会で、巻口実専門部長(新潟・八海高校長)の退職・勇退に伴い、4月1日から大阪・同志社香里高の校長に就任する福田耕治氏の就任を決めた。斎藤修理事長(千葉・佐倉東高)は再任。

 英語教員として語学に堪能な福田耕司・新専門部長は、2000年シドニー・2004年アテネ両オリンピックに審判員として参加するなど国際審判員として活躍。同志社香里高のほか同志社大の監督を務め、今年度まで西日本学生連盟の理事長を務めるなど多方面で活躍してきた。レスリング経験者の部長就任として、手腕が期待される。

 福田・新部長は「多くの人から意見を聞き、レスリングを魅力あるスポーツにしたい。ルールの変更に際して迅速に対応できる体制をつくりたい。ルールへの対応が遅れたら強化が追いつかなくなる」と、審判出身者らしい就任の抱負。

 再三言われている会場のゴミ問題などの選手のマナーについても取り組む予定で、「監督やコーチの指導にかかっている。処分することで対処することではない。監督の常識と良心の問題。そのことを繰り返し伝えて善処したい」と言う。

 理事長を務めていた西日本学生連盟では、団体戦では抽選で試合順を決めており、それが面白さにつながっている。そうした制度の導入も一案として考えており、「会議に提案して意見を聞いてみたい」と、数々の改革を実行したい予定だ。

 福田・新部長を「人間的に素晴らしい」と評する斎藤修理事長は、国際審判員をやってきた審判仲間。「レスリングを経験し、内部のいろんなことに熟知している人の部長就任は頼もしい限り。身を粉にして協力したい」と全面支援する構え。

 新体制では、40代、50代の役員に混ざって34歳の高坂拓也・花咲徳栄高監督を事務局員に入れ、若い血を導入した。「全体が高齢化しているので、若手への切り替えが必要。私の残りの任期の一番重要なことは若手役員への切り替え」と話し、今後も能力とやる気のある若手を登用していく予定という。

《高体連レスリング専門部・歴代部長》
 (1) 1958~1961年度 太田 浩(新潟・新潟商高)
 (2) 1962~1987年度 上野幸一(東京・東京実高)
 (3) 1988~1993年度 加藤  昭(宮城・仙台育英学園高)
 (4) 1994~1995年度 馬場利宗(群馬・館林商工)
 (5) 1996~1997年度 家島啓二(群馬・西邑楽高)
 (6) 1998~2000年度 永島  武(群馬・西邑楽高)
 (7) 2001~2003年度 本多昭夫(栃木・足利工大付高)
 (8) 2004~2006年度 安楽岡弘久(栃木・足利工大付高)
 (9) 2007~2012年度 糸永隆章(大分・日本文理大付高)
(10)2013~2014年度 巻口  実(新潟・八海高9
(11)2015年度~     福田耕治(大阪・同志社香里高)


 







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に