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2015.04.12

男子グレコローマンの全日本チームが合宿スタート

 男子グレコローマンの今年度初の全日本合宿が4月11日、東京・味の素トレーニングセンターで、アジア選手権(5月6~10日、カタール・ドーハ)に出場する98kg級の斎川哲克(栃木・足利工高教)や、昨年のアジア大会59kg級金メダルの長谷川恒平(青山学院大職)らも参加してスタート。来日しているフランス・チームも加わり、熱気ある練習を展開した。

 男子グレコローマンの西口茂樹強化委員長(拓大職)は「やはり外国選手との練習は刺激になる。外国選手との闘いに慣れるためにも、いい経験になる」と、オリンピック・チャンピオンや現役世界チャンピオンのいるフランス・チームの参加を歓迎。練習では「(フランス選手は)脚を使ってくるぞ」と注意をうながすなど、外国選手特有の駆け引きの対策も指示していた。

 アジア選手権までまだ1ヶ月近くあることから、かなりハードな練習を課す予定。通常の合宿は中日に完全オフの日があることが普通だが、今回は15日に半日休みがあるだけ。「練習量をこなします」と言う。

 今年度は、来年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場枠獲得をかける勝負の年。第1次予選の世界選手権(9月7~12日、米国・ロサンゼルス)で全階級の出場枠を取るのが理想だが、簡単にいくとは思っていない。

 出場枠獲得となる5位以内が、2013年は1人(96kg級=斎川哲克)、2014年は主に二番手のメンバーで臨んで1人(66kg級=清水博之)だったことからして、最低でも3階級での出場枠獲得が現実的な目標。もちろん、「3階級取れればいい」ではなく、「全階級で取りに行く。選手には『メダルが目標ではなく、金メダルを目標にいこう』と伝えている」と、高い目標を課している。

 そのため、世界選手権までに新潟・十日町での合宿も含めて全日本合宿を数多くこなし、ポーランドやハンガリーでの合宿と大会出場も計画。練習の質・量ともに万全を期して臨むという。

 合宿は18日まで行われる。

フランス・チームも加わって熱気ある練習が展開された

85kg級世界王者のメローナ・ヌモンビ(赤)に挑む全日本王者の岡太一(自衛隊)


 







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