木村安里（群馬大）が優勝、２選手が２位…アジア選手権第３日
金メダルを獲得し、笑顔の木村安里（群馬大）
55kg級の木村は１回戦でカザフスタン選手に勝った後、準決勝で2011～13年のワールドカップ代表の李会（リ・フイ＝中国）に６－６のラストポイントで勝利。決勝で2012年ロンドン・オリンピック55kg級代表で昨年58kg級３位のハン・クムオク（北朝鮮）をフォールで下した。昨年11月のブラジル・カップ以来の優勝。
５者リーグとなった60kg級の香山は、２月のクリッパン女子国際大会（スウェーデン）２位の中国選手に敗れるなど２敗を喫したが、勝ち点の合計で２位となった。昨年11月のビル・ファーレル国際大会（米国）優勝などに続き４度目の国際大会のメダル獲得。
63kg級の村田は１回戦で昨年の世界ジュニア選手権２位のエカテリナ・ラリオノワ（カザフスタン）を破り、準決勝で北朝鮮選手を撃破。決勝で2013年優勝、昨年のアジア大会２位の西洛卓瑪（シルオ・ズオ・マ＝中国）に４－４のスコアながらビッグポイントの差で敗れ、銀メダルに終わった。
53kg級の入江ななみ（九州共立大）は準決勝で昨年優勝の鐘雪純（ゾン・シュチウン＝中国）に敗れたものの、３位決定戦でベトナム選手に快勝。69kg級の工藤は準決勝で昨年の仁川アジア大会75kg級優勝の周風（ゾウ・フェン＝＝中国）に敗れた後、３位決定戦でモンゴル選手に終了間際で逆転し、ともに銅メダルを獲得した。
各選手の成績は下記の通り。
 60kg級で銀メダルの香山芳美（早大＝左） |
 63kg級で銀メダルの村田夏南子（日大＝左） |
 53kg級で銅メダルの入江ななみ（九州共立大＝右） |
 69kg級で銅メダルの工藤佳代子（自衛隊＝右） |
◎女子
【53kg級】入江ななみ（九州共立大） ３位＝11選手出場
３決戦 ○［フォール、2:23=2-0］Thi Lua Nguyen（ベトナム）
準決勝 ●［０－８］Zhong Xuechiun（中国）
２回戦 ○［２－１］Dayaachimeg Erichembayar（モンゴル）
１回戦 ＢＹＥ
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【55kg級】木村安里（群馬大） 優勝＝６選手出場
決 勝 ○［フォール、2:21=4-2］Han Kum Ok（北朝鮮）
準決勝 ○［６Ｌ－６］Li Hui（中国）
１回戦 ○［フォール、1:55=2-0］Aizhan Ismagulova（カザフスタン）
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【60kg級】香山芳美（早大） ２位＝５選手出場（リーグ戦）
５回戦 ＢＹＥ
４回戦 ○［フォール、3:39=4-4］Sakshi Malik（インド）
３回戦 ●［０－６］Luo Juan Xiao（中国）
２回戦 ●［８－８Ｂ］Ayaulym Kassymova（カザフスタン）
１回戦 ○［４－２］Munkhtuya Tungalag（モンゴル）
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【63kg級】村田夏南子（日大） ２位＝７選手出場
決 勝 ●［４－４］ Xiluo Zhuo Ma(中国）
準決勝 ○［フォール、3:29=8-2］Sin Jong Gum (北朝鮮）
１回戦 ○［Ｔフォール、5:20=14-3］Aizhan Ismagulova（カザフスタン）
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【69kg級】工藤佳代子（自衛隊） ３位＝ ８選手出場
３決戦 ○ ［７－４］Tumentsetseg Sharkuu（モンゴル）
準決勝 ●［３－９］Zhou Feng（中国）
１回戦 ○［フォール、1:53=6-0］Suman Kundu（インド）
